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過払い金請求をするとお金を取り戻せますが、クレジットカードを利用できなくなるのか心配される方も多数います。
過払い金請求をしても必ずしもカードを使えなくなるわけではありません。しかし一定の場合にはカードを使えなくなる可能性があります。
この記事では過払い金請求をするとカードを使えなくなるのか、それはどういったケースなのか解説します。
過払い金請求に関心があるけれどもカードを使えなくなると困る方は、ぜひ参考にしてみてください。
目 次
2-1. 借金返済中に過払い金の請求をして借金が残ったケース
2-2. 過払い金請求の対象にしたカード
2-4. 家族カードが止められるケース
3-1. 完済後の過払い金請求
3-2. 借金返済中に過払い金の請求をして借金がなくなり過払い金が戻ってきたケース
4.1 ローンが組めないケース
4.2 ローンが組めるケース
6. まとめ
過払い金請求とは、過去に払いすぎた利息を取り戻す手続きです。
2010年に利息制限法や貸金業法などの法改正が行われましたが、それ以前には多くのカード会社や消費者金融会社が利息制限法の制限を超過する高い利息(グレーゾーン金利)をとっていました。
ところが2006年、最高裁判断で「利息制限法を上回る利息の支払いは不要」とする判決が出ました。そこでそれまでにクレジットカード会社などに高額な利息を払いすぎた人は、取り戻しが可能となったのです。
そのようにして取り戻せる「払いすぎ利息」が過払い金です。
過払い金請求できる条件
過払い金請求するには以下のような条件を満たさねばなりません。
過払い金請求をするには、2008年~2009年頃以前の取引でなければなりません。
それ以後の取引の場合、ほとんどのケースで利率が利息制限法以内に収まっているからです。
過払い金請求の対象となるのは、キャッシングや貸付債権に限られます。同じクレジットカード債務でもショッピング取引では過払い金が発生しません。
また利率は利息制限法を超過しているグレーゾーン金利である必要があります(たとえば28%前後でのキャッシング)。
利率の低いキャッシングは過払い金請求の対象になりません(たとえば18%のキャッシングでは過払い金はありません)。
過払い金請求するには、時効が成立していないことも必要です。
過払い金請求権の時効は以下の時期に成立します。
なお目安となる期間は「完済後10年」です(民法改正前の時効期間が完済後10年のため)。過払い金請求に心当たりがある場合、早めに請求手続きをとりましょう。
借金返済中に過払い金請求をすると、借金が残るケースがあります。
現在の借金残高が大きすぎて、過払い金を充当しても完済できないパターンです。
たとえば、50万円の借金が過払い請求をしたら30万円に減額されたというケースが代表例です。
じつはこれは過払い金請求ではなく「任意整理」の分類になります。
つまり、過払い金請求をしても借金が残った場合「任意整理」という債務整理手続きになるので個人信用情報に事故情報が登録されます(ブラックリスト状態になる)。
この場合は、対象にしたクレジットカードも強制解約されますし、それ以外のカードもいずれは止められるでしょう。
また、事故情報が登録されている間は新たに他の会社でもクレジットカードを作れなくなってしまいます。
過払い金の請求の対象にしたカードは使えなくなる可能性が高いです。
たとえばA社のカードについて過払い金請求すると、A社のカードはすぐに止められて使えなくなってしまうでしょう。
過払い金請求をしたタイミングでカードを強制解約されるだけではなく、その後は同じカード会社ではカードを作れなくなる可能性が高くなります。対象としたカード会社では、社内の独自のブラックリストに登録されてしまうケースが多いためです。
過払い金請求を行う対象カードで光熱費やスマホ代などの支払をしている場合、手続前に支払い方法を変更しておきましょう。
ただしこの制限は個人信用情報を根拠としたものではなく、あくまでカード会社独自の社内ブラックによるものです。そのカード会社以外のカードなら使えるので、カードが必要なら別会社へ申し込んでみてください。
クレジットカードで過払い金請求をして過払い金が戻ってきた場合、いわゆるブラックリストの状態にはなりません。
よって基本的に自由にクレジットカードを使い続けられます。
ただし、過払い金請求の対象としたクレジットカードは止められてしまいます。
同じグループ会社のカードも使えなくなる可能性があります。
さらに借金返済中に過払い金請求をすると、いわゆる「ブラックリスト状態」になってしまってカード全般を使えなくなるリスクが発生します(過払い金が戻ってくるか?借金が残るか?で結論が変わります)。
過払い金請求とブラックリストや社内ブラックの関係が気になる場合、専門家に相談しながらなるべく影響のない方法で過払い金請求を進めましょう。
過去に完済している借金の過払い請求も可能です。ただし、完済から10年以内です。資料はなくても大丈夫ですが、倒産している会社には請求ができません。
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