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借金したら完済までいくら支払うのでしょうか?
実は、これを知らずに払い続けている人が多くいます。
とくに、リボ払いを利用している場合は、「利息」と「毎月返済額の設定」によって完済までに支払う金額は大きく変わります。
賢く借金を減らすため、いつ完済できるのかわからないという不安を解消するため、下記の借金返済シミュレーションで利息と返済額の仕組みを理解しましょう。
※月々の返済額に「元金の返済ができないほど少ない額を設定した場合」は計算できません。
実は、普通に返済をしていても、この借金返済シミュレーションの結果どおりに完済できません。
なぜなら、下記で説明するように「ほとんどの会社は、利用残高(リボ払い残高)に応じて毎月の返済額をスライドさせる(借金が減ったら返済額も自動的に下げる)方式を採用しているからです」。
この仕組みも借金がいつまでたっても完済できない理由の一つです。
借金返済シュミレーションは、完済まで一定額を返済し続けることを前提に作られています(元利定額返済)。
もちろん途中で増額(借り増し)なども反映していません。
下記で、借金の返済方法を解説し、なぜ借金が減りにくいのかを解説します。
カードローンやクレジットカードのショッピング・キャッシングのリボ払いの種類は大きく分類すると3種類あります。
残高スライド方式は、利用残高(リボ払いで利用している金額)に応じて毎月の支払金額が変動する方式です。
たとえば、リボの残高が10万円未満の場合は毎月の返済額が5,000円、30万円未満の場合は1万円と設定される返済方法です。
定率方式は、利用残高に対して一定の割合(定率)で支払っていく方式です。
たとえば、30万円~100万円以下の場合は借入金額の3%と設定されます。
リボ払いの残高が多いと毎月の返済額は大きくなり、減ると返済額も減っていきます。
定額方式は、あらかじめ設定した金額を毎月支払っていく方式で「元金定額方式(一定額の元金に利息分を上乗せする)」と「元利定額方式(元金と利息を併せて一定額を支払う)」があります。
多くのカードローンでは、残高スライド方式+元利定額方式の「残高スライド元利定額方式」が採用されています。
これは、リボ払いの利用残高に応じて毎月の最低支払額が決まり、その支払額に元金と利息が含まれている方式です。
ほとんどの会社は、元利定額方式か定率方式であれ「残高スライド方式」を採用しています。これにより借金の額が減っていけば返済額も下がることになります。
(残高スライドはお金を貸している方に有利になるから?)
たとえば、50万円(利息18%)で15,000円を完済まで支払うと約20万円の利息です。
ところが30万円を切ったところで10,000円に返済額を下げ、10万円を切ったところで5,000円に返済額を下げると約25万円の利息になります。
このように残高スライド方式で返済額を下げると、月の返済額を下げることで生活に余裕は生まれるかもしれませんが、利息の支払いという意味では借りている人が損をすることになります。
どこの会社のHP上にも借金返済シミュレーションがありますが、元利定額方式の計算式です。上記の当事務所のシュミレーションも同じです。
残高に応じて返済額を変更する仕様をサイト上で表現するのは難しいからです。
借金返済シミュレーションを利用すると、完済までのおおよその見込み額はわかりますが、途中で借り増しや返済額を下げると、もちろん支払総額は増加します。
早期の借金完済を目指す場合は「完済まで借り増ししないで返済額も下げない」という姿勢が完済への近道になります。
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