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借金返済のコツ5選|借金を早く返す方法と絶対にやってはいけない2つのこと

借金返済のこつ(早期完済のためにやるべきこと)

「毎月の返済が苦しい…」「返しても返しても、元金が減らない…」

借金問題のご相談を受けていると、このようなお悩みを頻繁に耳にします。

 

実は、借金を早く完済するためには、ただ闇雲に返済するのではなく、「正しい返済の仕方」があります。

 

この記事では、司法書士兼ファイナンシャルプランナーの視点から、借金を早く返すための具体的な「5つのコツ」と、状況を悪化させないために「絶対にやってはいけない2つのこと」を解説します。

この記事を読んでわかること

  • 「借金で借金を返す」「利息分だけ返済」は自転車操業なので絶対に止める
  • 借金を早く返すコツは家計を見直して「繰り上げ返済」をする
  • 借金返済が苦しい場合は、債務整理を検討する

借金返済がきつい!それでも絶対にしてはいけない2つのこと

まずは、借金を返済するために「どんなに返済がきつくても」、絶対にやってはいけないことを2つ紹介します。

 

これをやると借金は減りません(減らないどころか増えることもあります)。

借金で借金を返済する自転車操業

借金返済のために借金する自転車操業

借金返済するために借金をしてしまう(もしくはクレジットカードを利用してしまう)。

これをすると借金は雪だるま式に増えていきます。

 

翌月はさらに借りた借金を返済するために、また借金をすることになるからです。

 

「A社を返済するためにB社から借りる、今度はA社とB社を返済するためにC社から借りる」

これはいわゆる「自転車操業」の状態であり、最終的には多重債務に陥ってしまいます。

利息分しか返済しない

利息しか返済しないと借金は減らない

クレジットカードのリボ払いやカードローンには、「最低返済額」が設定されています。

「今月は苦しいから、利息分だけ払っておこう(または最低額だけ払おう)」という返済方法です。

 

これを続けていると、支払ったお金のほとんどが「利息」に充てられ、肝心の「元金」がほとんど減りません

●利息だけ返済している典型例

(50万円を利息18%で借りている場合)

15,000円返済すると元金7,500円:利息7,500円が内訳です。

返済後は50万円から元金返済分7,500円が減って492,500円になります。

もし毎月7,500円しか返済していないと、計算上、永遠に借金を返済し続けることになります。

また、15,000円返済しても、再度7,500円借りてしまうと、結局は利息だけ返済しているのと同じことになります。

借金を早く返すコツ5選

では、どうすれば効率よく借金を減らせるのでしょうか。

ファイナンシャルプランナーの視点から、借金完済に向けた「5つのステップ(コツ)」をご紹介します。

① 借金の現状(金利・残高)をリスト化して「見える化」する

まずは現状把握から始めましょう。

複数の会社から借り入れがある場合、以下の項目をすべて書き出してリスト化してください。

  • 借入先(会社名)

  • 借入残高

  • 金利(年率%)

  • 毎月の返済額

 

これらを一覧にすることで、「どこが一番金利が高いか」「総額いくらあるのか」が明確になります。

② 返済シミュレーションで「いつ終わるか」ゴールを確認する

現状を把握したら、各金融機関の公式サイト等にある「返済シミュレーション」を利用してみましょう。

 

「今のペースで返済し続けたら、何年何月に完済できるのか」というゴール(完済予定日)を確認します。

 

ゴールが見えないと「いつ終わるのか」不安になりますが、終わりが見えれば完済までモチベーションを維持しやすくなります

③ 家計の支出を見直して「返済可能額」を増やす

ここからは家計の見直しです。毎月の収入と支出を書き出し、「返済に回せるお金(返済可能額)」がいくらあるのかを算出します。

 

  • 固定費(スマホ代、保険料、サブスクリプションなど)に無駄はないか?
  • 使途不明金はないか?

 

FPの視点で見ると、月1万円の節約は、月1万円収入を増やすよりも簡単で確実です。ここで捻出したお金を返済に回します。

収入ー支出=返済可能額

収入から支出を引くと借金の返済に充てられる最大の金額(返済可能額)がわかります。

 

現在の借金やリボ払いなどの月々の返済額が【返済可能額】に収まっていれば問題ありませんが、オーバーしていたら、毎月の収支は赤字になっています。

 

継続的な赤字は、すでに多重債務や自転車操業の状態にあると言えます。

この場合は、下記で説明する債務整理について早急に検討してください。

④ 「繰り上げ返済」で元金を減らす

生活費を見直して余裕ができたり、ボーナスが入ったりした時は、必ず「繰り上げ返済(随時返済)」を行いましょう。

 

通常の返済とは別に支払ったお金は、その全額が「元金」の返済に充てられます。

元金が減れば、そこにかかる将来の利息も減るため、返済期間が大幅に短縮されます。

繰り上げ返済の効果(具体例)

借入50万円(金利18%)を、月1万5,000円ずつ返済する場合のシミュレーションです。

途中で「5万円」を繰り上げ返済すると、大きな効果があります。

 

通常通り返済した場合

返済回数:47回

支払総額:約70万円(うち利息 20万円)

 

10回目に「5万円」繰り上げ返済した場合

返済回数:42回

支払総額:約65万円(うち利息 15万円)

 

結果

返済期間が短縮され、約5万円の利息軽減効果があります。

⑤ 金利が高い借金から優先して返す(金利を意識する)

複数の借金があるなら金利の高い方を優先的に返済(繰上げ返済)をした方が、利息負担を軽減できるため、結果的に総返済額を減らすことが可能です。

 

  • 金利が高い借金:優先的に繰り上げ返済をして、一刻も早く完済する。

  • 金利が低い借金:約定通りの返済を続ける。

 

このようにメリハリをつけることが、総支払額を減らすコツです。

 

また、金利が同じ借金が複数ある場合は、借入金額が少ないほうを優先して完済し、完済した借金の返済分を次の借金の返済に加算することで、利息軽減効果もあり、借入先が減ることで管理もしやすくなります。

(コラム)借金の金利の違い把握していますか?

じつは、自分の借りている金利を答えられない方が多くいます。

 

利息とは、いわば「お金の値段」です。 金利を知らずにお金を借りるのは、値札を見ずに買い物をするのと同じです。

 

例えば、50万円を借りる場合。金利込みで「80万円」払うのか、「90万円」払うのか。借りた金額は同じでも、返済総額は大きく変わります。

 

金利を見直すだけでも、借金完済は早まります。ただし、金利が安いほど審査は厳しくなる点には注意が必要です。

金利と返済額による総額の違い
借入額(毎月返済額)|金利 5% 10% 15%

18%

30万円(毎月8,000円返済) 33万円 36万円 41万円 45万円
50万円(毎月12,000円返済) 55万円 62万円 71万円 79万円
90万円(毎月21,000円返済) 100万円 112万円 130万円 145万円
90万円(毎月30,000円返済) 97万円 104万円 114万円 121万円

司法書士法人黒川事務所では、あなたの借金問題を低価格で解決するご支援をしています。相談無料で着手金も不要なので毎月100人ほどご依頼いただいております。お困りであればぜひこの機会にご相談ください。

安易な「借り換え」「おまとめ」の注意点

「金利が高いなら、銀行などの低金利ローンに借り換えればいいのでは?」「複数社あるなら、おまとめローンが良いのでは?」

そうお考えの方も多いでしょう。

 

確かに、金利の低いローンへの借り換えや一本化(おまとめ)ができれば、利息負担は軽くなります。

 

しかし、現実には以下の点に注意が必要です。

  • 審査に通らない:すでに返済が苦しい状況(借入総額が多い状態)では、低金利の銀行ローンの審査に通らないことが多いです。
  • 総量規制:年収の3分の1を超える借入がある場合、新たな貸付が制限される。

 

また、今後借金をしないという意志が弱い人は「完済した会社から再度借り入れをしてしまい、債務を逆に増やしてしまう」ケースも見受けられます

 

根本的な部分(借入理由や生活状況)も見直さなければ、再び多重債務に陥るリスクがあるため注意が必要です。

自力解決が難しい場合の「家族への相談」

家計の見直しや繰り上げ返済をしても、どうしても追いつかない、そういった場合、「親や家族に正直に打ち明けて相談する」というのも一つの解決策です。

家族への相談には、単に「お金を借りる」以上の意味があります。

 

援助は無理でも「理解や協力」が得られる

「親も余裕がないから援助は無理」という場合でも、相談するメリットはあります。

「通帳を管理してもらう、カードを預かってもらう」など、物理的にお金を使えない環境を家族に作ってもらうことで、返済に集中できます。

 

また、事情を知ってもらうことで、節約に協力してもらったり、「なんで外食しないの?」といった誘いを断るストレスから解放されたりします。

 

同居している場合などは、一人で頑張るよりも、家族の協力を得ることで完済への確率は高まります。

 

【要注意】家族の援助で完済した場合の「再借入リスク」

家族の援助で借金を一括返済できたとしても、その後に親に返済をするケースでは、結局生活が苦しくなり、再度借金をしてしまう方も多くいらっしゃいます。

 

家族の援助を受ける際は、クレジットカードやローンカードは解約し、借り入れができない状況を作ることが不可欠です。

 

 

どうしても家族に内緒にしたい

「家族にだけは絶対に知られたくない」「関係が悪化するのが怖い」 そういった事情がある方も多いでしょう。

その場合は、無理に家族に話す必要はありません

 

家族に内緒で解決したい場合こそ、次に解説する「専門家による債務整理」が有効です。

弁護士や司法書士が間に入ることで、家族や職場に知られることなく、借金を整理できる手続きがあります。

借金返済がきついなら債務整理で借金を整理する

苦しい借金返済なら債務整理する

借金返済で悩んでいる場合、どうしても自力で解決するのは難しいケースもあります。

 

たとえば以下のような場合です。

  • 借金が高額すぎて払えない
  • 収入を増やして返済しようにも思うように増やせない
  • 自分で工夫して節約したが限界がある

 

このような場合「債務整理」という解決⽅法があります。

借金返済がきつい場合の3つの解決方法

3つの債務整理の解説

債務整理とは、借金問題を解決するための手続きの総称です。

 

一般的によく利用される債務整理の方法には以下の3種類があります。

 

債務整理の手続きの依頼中は、債権者からの督促もストップしますので、安心して生活を立て直すことが可能です。

任意整理

任意整理は、弁護士や司法書士が相手方と話し合い「今後の利息カット」「長期分割払い」「返済額の減額」などの交渉をします。

これにより、毎月の返済負担を軽減できます。

 

次のような人は任意整理が向いています。

  • 現在の返済はきついけど、任意整理後の返済ならできる人
  • 借金が100万円~300万円の人
  • 保証人がいる奨学金など、手続きから除外したい借金がある人
  • 家族や会社に内緒で手続きを進めたい人

 

個人再生

個人再生は、裁判所を利用して借金を約5分の1まで減額してもらい、借金返済を大幅に楽にすることができます。

元金の返済を減額できない任意整理よりも返済を楽にすることが可能です。

 

次のような人は個人再生が向いています。

  • 負債が高額(例:400万円以上)な人
  • 住宅ローンを支払いながら、カードローンなど他にも借金がある人
  • 会社員など安定した継続収入がある人
  • 保証人付きの奨学金などが無い人

 

自己破産

自己破産は、裁判所に申し立てて借金返済を免除してもらう手続きです。

高額な財産が処分の対象になるというデメリットもありますが、手続後は借金の返済をしなくてよくなるため借金問題を一度に解決することができます。

 

次のような人は自己破産が向いています。

  • 借金が高額で、返済が不可能な人
  • 高額な財産(時価20万円以上が目安)を持っていない人
  • 保証人付きの奨学金を借りていない人
  • 無職・生活保護受給中など安定した収入が無い人

 

まとめ

借金返済を効率的に進めるためには、まずは下記の方法を検討しましょう。

 

  • 借金を増やさない(自転車操業をしない)
  • 家計を見直して繰り上げ返済を活用する

 

もし、それでも借金の返済が厳しいと感じたら、早めに専門家(弁護士・司法書士)に相談し、債務整理を検討しましょう。

 

司法書士法人黒川事務所では、相談無料・着手金不要で、あなたの状況に最適な解決方法をご提案します。

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この記事の執筆者

執筆者 司法書士黒川聡史

黒川聡史(司法書士法人黒川事務所 代表司法書士)

東京司法書士会所属:登録番号第4230号

簡裁代理権認定司法書士:法務大臣認定第501067号

行政書士(登録番号第19082582号)

ファイナンシャルプランナー(CFP®:1級FP技能士)

経歴: 平成19年に個人事務所を開業。債務整理を中心に12,000人以上の依頼者を解決。現在は事務所を法人化して活動

著書に『借金の不安が楽になるお金の話』『FPに知ってほしい借金の話』がある

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