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年間1000人以上の方から債務整理の依頼をうける司法書士×ファイナンシャルプランナーが説明する「借金がある人に知ってほしいお金のはなし」。
今回は借金の返済原資を増やすためや急な収入減少に備えるための「固定費を減額する方法」について検討します!借金がある人は家計簿をつけて収支を見直そう。
転職や失業などで急に収入が減ることも想定しておく必要があります。
まずは、毎月の家計を確認し現状を把握する必要があります。
毎月の家計を確認するのに便利なのが家計簿アプリです。
スマホのアプリには無料で利用できる家計簿アプリがたくさんありますので、なんでもいいので一つ利用してみましょう。これで毎月の家計が簡単に把握できます。
家計簿アプリを利用するだけで、無駄な出費が見えて支出を削減できる人もいらっしゃいます。
家計の現状が把握できたら、固定費の削減できる余地を探すことになります。
(家計簿アプリでできること)
家計簿アプリと銀行口座・クレジットカード、電子マネーなどを登録すると、銀行口座の入出金記録、クレジットカードの決済履歴などが自動で収集・記録されます。
そして、住宅費、食費、衣服・美容、趣味・娯楽、交際費、水道・光熱費などに振り分けられて家計簿が作成されます。
現金で支払いした場合は、レシートをスマホで撮影すれば自動で読み込みができる機能もあります。
代表的なのは、マネーフォワードMEです。基本的な機能は無料で利用できます。
家計における固定費は
・住宅費用(家賃(見直し余地あり)、住宅ローン(見直し余地あり)、管理費など維持費・固定資産税など)
・光熱費(電気、ガス、水道)
・通信費(携帯電話、インターネット回線)(見直し余地あり)
・保険料(生命保険料、損害保険料、共済など)(見直し余地あり)
・教育費(学校教育費、習い事など)
・車維持費(駐車場代、ガソリン代、税金など)
・ローン返済(車のローン、その他ローン、奨学金の返済など)
●住宅ローンの見直し
まずは、現在のローン残高、残りの返済期間、借入金利を確認します。
もし、年1.5%以上の金利で返済しているなら、借り換えを検討する余地があります。
現時点ですが(令和2年4月)、変動金利だと0.5%~0.6%前後、固定金利でも1.0%~1.2%前後で借り換えできる余地があります。
複数の金融機関に相談し、借り換えの試算をしてもらってください。
注意するのは、諸費用がかかることです。諸経費以上の減額効果があるなら借り換えましょう。
金利によっては、100万円単位で総返済額を減らせるケースがあります。
(住宅ローンの借り換え検討の3つの目安)
1.金利差1%以上 2.残りの返済期間10年以上ある 3.住宅ローン残高1000万円以上ある
●家賃の見直し
引越しで家賃を下げることができれば、固定費削減効果は大きいです。
ただ、引越しには初期費用がかかりますので、どう捻出するかの問題があります。
「一般的な引越しの初期費用」
・仲介手数料 家賃の1か月分(半額の会社もあるので、半額の会社を利用しよう)
・敷金 0~2か月分 ・礼金 0~2か月分
(敷金と礼金を合計して2か月分くらいまでで探したい。)
・前家賃(家賃は前払いなので、契約時に翌月の1か月分が必要)
・火災保険料 15,000円~20,000円(必須)
・引っ越し代(一人暮らしで30,000円~100,000円、家族で80,000円~300,000円)
たとえば、一人暮らしで家賃60,000円のケースでは、目安は家賃の6か月分(36万円)といわれています。
敷金と礼金がないゼロゼロ物件もあります。以前は退去時に高額な請求など問題が多くありましたが、最近はかなり改善されてきているようです。ゼロゼロ物件なら初期費用は3か月分くらいが目安です。
いずれにしても初期費用の準備の問題がありますが、家賃10,000円~20,000円くらいの減額であれば、そのまま居住するほうが良いかと思います。
更新時に引越して家賃が30,000円~40,000円下げれるのであれば更新手数料分や返却される敷金などを考慮して引越しを検討する方法もあります。
(実家に戻れる方は、実家に戻って家賃を完全に浮かせるという方も結構いらっしゃいます)
●通信費の見直し(一番取り組みやすくて即効性あり)
ドコモ・au・ソフトバンクという大手の携帯電話を利用している場合は見直し余地があります。格安携帯に変更することです。
たとえば、格安携帯に4人家族全員で変更すれば毎月40,000円~50,000円の出費が10,000円くらいまで下げられます。
単身の人でも13,000円くらいの通信費が3,000円程度に下げることは可能です。
最近では、格安携帯会社は多くあります。いま使用しているスマホをそのまま利用することも可能です。もちろんMNP(電話番号そのまま)も可能です。
●保険の見直し
生命保険については、現在契約している保障の必要性を見直しましょう。
その保険が必要なのかどうか(基本的には保険のセールスは、加入できるだけ加入させようとする傾向にありますので無駄な保険はあります)。
必要以上の契約しているなら、解約を検討すべきです。
また、同じ保障内容で保険料の安いところがないかも探しましょう。
保険には掛け捨ての保険と貯蓄型の保険がありますが、おすすめは掛け捨ての保険に見直すことです。
保険はもしものときに備えるものです(貯金や資産運用とは違います)。
保険のセールスは基本的には貯蓄型の保険をすすめますが、それは貯金が好きな日本人にすすめやすいのと保険会社が得するという側面があるからです。
保険を見直す場合は、町中にある「乗合代理店」で見直しを検討されると思いますが・・・
乗合代理店は複数の保険会社の商品を扱っており、幅広い選択肢の中から保険を紹介してくれるのがメリットですが、あくまでも乗り換えを前提とした営業をされることになります。
(代理店は見直しの相談だけでは手数料は入らず、新たな保険を契約することで手数料がはいるため、必要ないから「解約」で終わるということはあまり考えられません。)
保険の見直しを相談するのであれば、保険会社の代理店でない独立系のファイナンシャルプランナーに相談されるのがおススメです(保険会社と利害関係がないので不要な保険はすすめられないのがメリットですが、相談料が必要になります。)
固定費をいくら削減してもそれには限界があります。
債務がある方で固定費削除を試みても自転車操業状態であるならやはり最後の手段の債務整理を検討する必要があります。
手続きをすると信用情報に傷が付き新たなローンができなくなりますが、カードローンやクレジットカードの返済額を下げることが可能です。
当事務所の企業理念は『あなたの借金問題解決を低料金でサポートしたい!』です。
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東京司法書士会所属
簡裁代理権法務大臣認定
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