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借金の返済が苦しくなると新たな借り入れを繰り返してしまい、自転車操業に陥る人が少なくありません。
自転車操業を続けていると借金が借金を呼ぶようにして膨れ上がってしまい、返済不能となる可能性が非常に高いです。悲惨な末路を回避するためには、早めに根本的な解決方法を検討することが重要となります。
そこで、この記事では、自転車操業を続けた場合の末路をご紹介するとともに、自転車操業に陥る原因や抜け出す方法も解説します。
目 次(更新:2025年2月10日)
1.自転車操業とは
2.1 借金が膨れ上がる
2.2 借入先が増える
2.3 借り入れも返済もできなくなる
2.4 ブラックリストに登録される
2.5 財産を失う
2.6 闇金や闇バイトに手を出す
2.7 夜逃げをする人も
3.1 金利の仕組みを理解していない
3.2 収支のバランスが崩れている
3.3 その場しのぎの対策に終始している
4.1 新たな借金はしないと決意する
4.2 家計の収支を見直す
4.3 収入を増やす
4.5 公的支援を利用する
4.6 親族に援助を依頼する
4.7 債務整理を検討する
5.1 督促や返済が止まる
5.2 借金を減免できる
5.3 根本解決が可能
6.まとめ
返済が苦しくなったとき、借入枠が残っていれば、追加の借り入れをして返済に充てることが可能です。
しかし、それを繰り返していると、やがて枠一杯まで借りてしまい、その金融機関からは借りられなくなってしまいます。
このとき、別の金融機関から借り入れ、その金融機関でも枠一杯になるまで借りてしまい、さらに3社目の金融機関からも枠一杯まで借り入れ、その後も借りられる限り、同じことを繰り返してしまう人が多いです。
各社の借入枠が50万円だとすると、当初は1社に対して50万円以内だった借金が、3社目で枠一杯まで借りた時点では元金だけでも150万円となってしまいます。元金が大きくなると、利息の負担も増大するのは当然のことです。
このように、自転車操業を続けると借入先が次々に増えるケースが非常に多く、それに伴い、借金がみるみるうちに膨れ上がっていきます。
借り入れも返済もできなくなり、どうしようもないと考えて夜逃げをする人もいますが、これも絶対におすすめできません。
夜逃げをしても、債権者は住民票などを調査して督促してきます。
住民票を移さずに夜逃げをすると以下のようなリスクが生じる可能性があるため、非常に苦しい生活を余儀なくされてしまいます。
また、夜逃げしていると、常に他人の目を気にしながら生活することになるでしょう。その上に、借金から逃げ切れる可能性は低いので、メリットよりもデメリットの方が大きすぎると言わざるを得ません。
返済の負担を減らすためには、借り換えやおまとめローンを利用するのもひとつの方法です。
「借り換え」とは、今の借入先よりも金利が低い金融機関から借りて、そのお金で今の借入先に完済することです。
金利が低くなる分、毎月の返済の負担が軽くなります。
借り換えを利用して、それまでの借金をすべて完済し、債務を一本化する商品のことを「おまとめローン」といいます。
おまとめローンを利用すれば、毎月の返済額が大幅に減ることもありますが、返済期間は長期化することが多いです。金利が今までより低くなっても返済期間が長くなれば、トータルで見ると、かえって利息の支払額が増える傾向にあります。
そのため、おまとめローンを利用した場合は、できる限り繰り上げ返済をして早期の完済を目指すことが大切です。
親族などで身近に頼れる人がいる場合は、返済への協力を依頼することも視野に入れましょう。
援助してもらったお金を返す必要があるとしても、通常は利息がかからないため、金融機関からの借金を抱えたままにするよりは、返済の負担が大幅に軽減されます。
返済が遅れたとしても、金融機関のように厳しく督促したり、裁判や差押えをしたりされる可能性も低いです。ブラックリストに登録されることもありません。
ただし、約束どおりに返済できず迷惑をかけてしまうと、人間関係にヒビが入るおそれがあることには注意が必要です。
援助してもらった後は、家計をしっかりと見直すなどして返済計画を立てて、確実に返済していくことを心がけましょう。
自転車操業はその場しのぎにしかならないのに対して、債務整理によって根本解決が可能となることは、言うまでもないでしょう。
家計を見直すなどして自力で返済に努めることも根本解決につながることですが、完済するまでには、強い決意のもとに、長期間にわたる努力を要します。
その間、経済的にも苦しい生活を強いられることがほとんどです。
このような生活に耐えきれず、結局は再び自転車操業に陥ってしまう人も数多くいます。
その点、債務整理では無理なく生活できるように借金が減免されますので、比較的短期間で根本解決が可能です。
自転車操業に陥り、「終わりが見えない」と感じているなら、債務整理を検討してみることをおすすめします。
借りては返す自転車操業を続ければ続けるほど返済の負担が重くなっていきますので、完済は困難になっていきます。
早めに根本的な解決方法を検討しなければ、裁判や差押えなどの末路を迎えることにもなりかねません。
自転車操業が始まったら、まずは「もう借りない」と決意し、家計の収支を見直すなどして自力での返済に努める必要があります。
しかし、状況によっては自力での返済が難しいこともあるでしょう。そんなときは、その場しのぎの対処法ではなく、根本的な解決方法を検討すべきです。
債務整理を視野に入れれば、状況に応じて最善の解決方法が必ず見つかります。
一人で悩まず、早めに司法書士などの専門家にご相談の上、根本解決を目指しましょう。
黒川聡史(司法書士法人黒川事務所 代表司法書士)
東京司法書士会所属:登録番号第4230号
簡裁代理権認定司法書士:法務大臣認定第501067号
行政書士(登録番号第19082582号)
ファイナンシャルプランナー(CFP®:1級FP技能士)
経歴: 平成19年に渋谷で個人事務所を開業。債務整理を中心に12,000人以上の依頼者を解決。現在は事務所を法人化して活動
著書に『借金の不安が楽になるお金の話』『FPに知ってほしい借金の話』がある
企業理念は『あなたの借金問題解決を低料金でサポートしたい!』です。
業界トップクラスの低料金であなたの借金問題解決を全力でサポートします!
司法書士法人黒川事務所
代表者 黒川聡史
東京司法書士会所属
簡裁代理権法務大臣認定
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