債務整理・借金問題専門
司法書士法人黒川事務所
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債務整理の費用の設定から事務所の債務整理に対する姿勢を見抜く方法を紹介します。
債務整理は「お金に困っている人の手続き」だからあまりに高額な費用を請求するのはいかがなものかと思いこの記事を書くことにしました。
もちろん事務所もボランティアではなく経営(お金儲け)しないと行けませんが、司法書士は専門的な国家資格であり、依頼人に対して専門家としての責任(善管注意義務)を負います。
報酬は原則自由化されているからと言って、依頼人にメリットが生じないような高額な費用を請求するのはいかがなものかと思います。
日本司法書士会連合会が定めた「債務整理事件における報酬に関する指針」
(第3条)
債務整理事件において司法書士が請求し、又は受領する報酬は、当該事件が解決したことにより依頼者が受ける経済的利益の他、依頼者の資産、収入及び生活の状況等を考慮した適正かつ妥当なものでなければならない。
日本司法書士会連合会の定めた、「債務整理事件における報酬に関する指針」では
任意整理の報酬は、債権者1社につき50,000円を上限としています。
50,000円を超える事務所は上記指針を逸脱した(ルールを破っている)事務所といえます。
では、50,000円だったらいいの?かというとそういうわけではないと思います。
そもそも依頼人が50,000円の経済的利益を得る任意整理とは?
たとえば、ショッピングリボ30万円、金利14.6%、月の返済15,000円を任意整理するとします。
今後の利息を0%にした場合の経済的利益は約46,000円です。
他に月の返済額も下がるというメリットもありますが、支払額のみを経済的利益とした場合には50,000円の報酬は高いと言えます。
上記の指針では、第9条で下記の報酬以外請求してはいけないことになっています。
・定額報酬(1社いくらという報酬:5万円が上限)
・過払い報酬(取り戻した過払い金のなん%:裁判なし20%:裁判あり25%が上限)
・減額報酬(交渉により債務を減らした場合(※)の減った分のなん%:10%が上限)
※単に利息制限法で再計算して減った分については請求してはいけない
・支払代行手数料(返済を代行する手数料:1社1,000円が上限)
上記の4種類の報酬しか請求してはいけないと定められていますが…
・事務管理料1社20,000円(×)
・顧客管理料20,000円(×)
・和解書作成費用1社10,000円(×)
・債権額のなん%の成功報酬(50万円の任意整理なら5万円を成功報酬として加算)(×)
というような独自の費用を設けている事務所があります。
これも指針に反している事務所です。
報酬は1社50,000円という指針を守り、それ以上は報酬はとれないとなると…
実費として通信費(切手代のことだと思いますが)1社につき10,000円という事務所もあります。
実費の請求はもちろん正当ですが、そもそも任意整理で1社と和解するのに10,000円も切手代はかかりません。
一律10,000円というのも実費(実際にかかった費用)と言えるのでしょうか?
実際は報酬60,000円を、報酬50,000円+通信費10,000円で分けているだけと思われます。
HPに費用について明確な記載がない場合は、記載をしたくないから記載していないと言えます。高額な場合は記載すると比較されてしまいます。
また、曖昧な記載で実際は他にも費用の項目があるというケースもあります。
記載されていない事務所に電話で確認しようとしても「来所するまで教えられない」「相談者の状況によって設定しているので事前には回答できない」という話も聞きます・・・
(当事務所はすべて明確に記載していますのでご安心ください)
※当事務所は2021年4月1日からの消費税総額表示義務化にも対応して税込み表記をしております。
費用を安く見せるために着手金しか記載していないケースもあります。
実際には成功報酬もあるけれども、あえて記載していないというケースです。
また「着手金10,000円~」「解決金10,000円~」という表記で「安い」と誤認させるような記載もあります。
実際には債務額が少額(10万円以下など)で手続きするメリットがない会社を手続きする場合の最低額を記載しているだけで、このような表記の事務所は1社50,000円以上の金額になっているケースが多く見受けられます。
当事務所には、他の事務所で相談したけれども高くて依頼できなかった・高くて払えずに辞任されたという方から多く相談をいただきますので、他の事務所の費用の話が嫌でも耳に入ります。
決して他の事務所を批判するわけではありませんが…ちょっと内容がひどいなと思うケースも有りましたのであえて記事を書いて紹介しました。
上記のような話を書くと司法書士に依頼して大丈夫かと不安になるかもしれませんが、誠実に対応している事務所は全国にたくさんあります。
(広告の多い事務所は広告費がかかる分費用を高くする傾向にあり、広告を打っている分目立っているだけです)
上記を参考にして、誠実に対応してくれる事務所を探してください。
業界トップクラスの低料金であなたの借金問題解決を全力でサポートします!
司法書士法人黒川事務所
代表者 黒川聡史
東京司法書士会所属
簡裁代理権法務大臣認定
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