【新宿オフィス】東京都新宿区新宿2丁目5-1 アルテビル新宿7階

平日10時~19時30分

土日10時~17時00分
(祝日休み)

まずは無料相談から

0120-913-596

ご来所の際には、予約が必要です

債務整理など借金返済に関するご相談は業界トップクラスの安い報酬

任意整理後に繰り上げ返済や一括返済はできる?信用情報への影響も解説

任意整理後の繰り上げ返済について

「ボーナスが入ったので、残りの借金をまとめて払いたい」「毎月の返済が精神的に負担で、一刻も早く終わらせたい」

 

任意整理の返済期間は通常3年~5年と長期にわたるため、途中で資金に余裕ができ、繰り上げ返済を検討される方は少なくありません。

 

結論から申し上げますと、任意整理後の繰り上げ返済(一括返済)は可能です。

ただし、一般的な住宅ローンなどの繰り上げ返済とは異なり、「利息が減って得をする」という金銭的なメリットは、任意整理の場合ほとんどありません

 

では、繰り上げ返済をする意味はないのでしょうか?

実は、金銭的なメリットはありませんが、「信用情報(ブラックリスト)の回復を早める」というメリットは存在します。

 

この記事では、繰り上げ返済の方法と順序、一部の債権者だけ繰り上げ返済するリスクについて解説します。

この記事を読んでわかること

  • 繰上返済(一括返済)は可能。残額を確認して振込む。
  • 一部の会社のみ繰上返済した場合、その後の支払い困難になって自己破産する場合に偏波弁済の問題が生じる。
  • 利息が付いている債務があれば優先して完済する。
  • 利息ゼロなら繰上返済しても金銭的なメリットはないが、信用情報の回復は早くなる

任意整理における「繰り上げ返済」や一括返済の仕組み

まずは、任意整理後の返済期間中の仕組みを理解しておきましょう。

繰り上げ返済・一括返済はいつでも可能

債権者(貸金業者)側からすれば、貸したお金が早く返ってくることは歓迎すべきことですので、基本的に拒否されることはありません。

 

返済方法には主に2つのパターンがあります。

  • 一括返済(全額繰り上げ返済)

残っている借金をすべてまとめて支払うことです。これで完済となり、借金生活から解放されます。

  • 一部繰り上げ返済

「今月は余裕があるから2ヶ月分払う」といった方法です。完済時期が数ヶ月早まります

支払総額は基本的に変わりません

通常のローンであれば、早く返済することで「将来払うはずだった利息」がなくなり、支払総額が減るメリットがあります。

 

しかし、任意整理はすでに和解交渉の時点で「将来利息のカット(免除)」が決まっているケースが大半です。

つまり、元本だけの分割払いになっているため、それを早く支払ったとしても、減らせる利息がそもそも存在しません

  • 通常のローン:早く返せば利息分が得をする。

  • 任意整理:早く返しても支払総額は変わらない(※振込手数料の節約程度)。

そのため、金銭的な損得だけで言えば、無理に繰り上げ返済をする必要性は低いと言えます。

それでも繰り上げ返済をするメリット

繰り上げ返済することは金銭的なメリットはありませんが、下記の通り「信用情報の回復を早める」というメリットがあります。

信用情報(いわゆるブラックリスト)の回復時期が早まる

繰上返済でブラック期間も短縮できる

信用情報機関(CICやJICC)には、任意整理をした事実や契約内容が記録されています。

これがいわゆる「ブラックリスト」の状態であり、この期間中は住宅ローンやクレジットカードの審査に通ることが困難です。

この記録が消えるタイミングは、一般的に「完済してから5年」とされています。

 

  • CIC(シー・アイ・シー): 完済日から5年

  • JICC(日本信用情報機構): 契約終了日(完済日)から5年 ※ただし、2019年9月30日以前の契約の場合、発生日から5年

​​

つまり、「早く完済すれば、その分だけ信用情報の回復(いわゆる喪明け)のカウントが早く始まる」ということです。

将来的に住宅ローンの審査などを控えている方にとって、完済を1年早めることは、信用回復を1年早めることと同義であり、大きな意味を持ちます。

 

「完済したらすぐにブラックではなくなる(登録が削除される)わけではありません」のでご注意ください

精神的な解放感と管理の手間(費用)削減

「借金がある」という事実は、精神的な負担となります。一括返済をしてしまえば、その日から借金の悩みはゼロになります。

「毎月〇日に振り込まなければならない」というプレッシャーや、振込忘れのリスクから解放されることは、大きなメリットです。

 

また、毎月の振込手数料(事務所に依頼している場合の送金代行手数料)の負担も減らすことが可能です。

司法書士法人黒川事務所では、あなたの借金問題を低価格で解決するご支援をしています。相談無料で着手金も不要なので毎月100人ほどご依頼いただいております。お困りであればぜひこの機会にご相談ください。

「繰り上げ返済」のリスクと注意点

「早く楽になりたい」という一心で安易に繰り上げ返済をすると、後々問題になることがあります。

「偏頗弁済(へんぱべんさい)」のリスク

任意整理後に繰り上げ返済するリスク

もし複数の会社を任意整理中で、そのうちの1社だけを一括返済しようとしている場合は注意が必要です。

 

特定の債権者だけに優先して返済することを「偏頗弁済」といいます。

順調にすべての借金を完済できるなら問題ありませんが、もし一括返済後に生活が苦しくなり、「自己破産」や「個人再生」に切り替えることになった際、この偏頗弁済が問題になります。

 

  • リスクの内容:「特定の会社だけ優先して返済した」とみなされ、破産手続きにおいて「管財事件」(裁判所の費用が高額になる手続き)になったり、最悪の場合、免責が認められなかったりする恐れがあります。

 

一部の会社のみ繰り上げ返済する場合は、「その後も絶対に支払いが滞らない」という確信がある場合のみ検討してください。

「生活資金」が不足するリスク

任意整理中は、基本的に新たな借入ができません。

貯金をすべて返済に充ててしまった直後に、病気や車の故障などで急な出費が必要になったら、生活が破綻してしまいます。

 

「最低でも生活費の1ヶ月~2ヶ月分」は手元に残した状態で、余剰資金がある場合のみ検討すべきです。

繰り上げ返済する優先順位

任意整理後に繰り上げ返済する順番

もし、任意整理の対象から除外している「利息付きの借金(奨学金やカーローン、整理しなかったカードなど)」がある場合は、そちらを優先してください。

  • 優先順位 高:利息が発生している借金(早く返せば利息が減る)

  • 優先順位 低:任意整理済みの借金(早く返しても総額は変わらない)

経済合理性で考えれば、利息が付いている借金を先に減らすのが鉄則です。

繰り上げ返済の手順

上記のリスクや注意事項を理解した上で、それでも繰り上げ返済を行う場合の手順です。

 

なお、一部繰り上げ返済(多めに払って回数を減らす)は、メリットはありません。それよりも、貯金をして一括で完済できるまで貯まったら一括返済するほうが安全です。

ここでは一括で完済する手順を紹介します。

①家計と資金の確認

まずは、一括返済しても生活に支障がないかを確認してください。

 

特に一部の会社(債権者)のみ繰り上げ返済して完済する場合は、今後の大きな出費(家賃の更新料、税金など)の予定はないかなど慎重に確認してください。

②振り込み

自分で返済を行っている場合

1.債権者に連絡し、残債務額を確認する

2.指定口座に残債務額を一括で支払う

3.完済の確認をする(完済証明を貰う)

 

ご自身できちんと管理して残債務額を把握している場合は、相手に連絡する必要はありませんが、完済した書類が欲しい場合は、相手に連絡して残債務額の確認と完済の確認ができたら完済証明などの書類が欲しい旨を伝えましょう

 

●事務所で管理して返済している場合●

上記の対応は事務所が行ってくれますので依頼中の事務所に一括返済したい旨を連絡してください。

まとめ

任意整理における繰り上げ返済について解説しました。

 

  • 金銭的な得(利息の減額)は基本的にない。
  • 最大のメリットは「完済時期を早め、信用情報の回復(ブラックリスト削除)を早めること」。
  • 「偏頗弁済」のリスクや「生活資金」の枯渇に十分注意する。

 

「あと数年で住宅ローンを組みたい」といった明確な目標がある方にとって、繰り上げ返済は非常に有効な手段です。

 

しかし、生活資金を削ってまで焦る必要はありません。ご自身の状況で「今、一括返済すべきか?」と迷われた際は、依頼している司法書士や弁護士にご相談ください。

関連記事の紹介

任意整理中にクレジットカード使える?

任意整理をしたクレジットカードは使えなくなります。では、任意整理しなかったカードは?

また、いつから作れるようになるか解説

任意整理とボーナス払いの併用

任意整理でボーナス払いは併用できる?

逆にボーナス払いを要求される職業について解説

債務整理とブラックリストについて解説

債務整理をすると信用情報に登録されブラックになる。

ブラックの意味といつまでなのか?その間の生活の影響を解説

この記事の執筆者

執筆者 司法書士黒川聡史

黒川聡史(司法書士法人黒川事務所 代表司法書士)

東京司法書士会所属:登録番号第4230号

簡裁代理権認定司法書士:法務大臣認定第501067号

行政書士(登録番号第19082582号)

ファイナンシャルプランナー(CFP®:1級FP技能士)

経歴: 平成19年に個人事務所を開業。債務整理を中心に12,000人以上の依頼者を解決。現在は事務所を法人化して活動

著書に『借金の不安が楽になるお金の話』『FPに知ってほしい借金の話』がある

司法書士法人黒川事務所が選ばれる理由

企業理念は『あなたの借金問題解決を低料金でサポートしたい!』です。
業界トップクラスの低料金であなたの借金問題解決を全力でサポートします!

司法書士黒川聡史 書籍の案内

司法書士法人黒川事務所
代表者 黒川聡史
東京司法書士会所属
簡裁代理権法務大臣認定

  • 業界トップクラスの安い費用
  • 着手金不要分割払いOK
  • 借金問題専門で18年以上の実績
  • 解決した依頼人は12000人以上。現在は年間約1500人の方から依頼(曖昧な相談実績ではなく実際の依頼件数)
  • YouTubeで債務整理をわかりやすく発信(こちら)

まずは無料相談からはじめましょう

0120-913-596

平日10時~19時30分 /土日10時~17時00分 (祝日休み)いつでもお気軽にお電話ください