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05031599953からの着信は、バンドルカードの督促電話です。
バンドルカードで「ポチッとチャージ」を利用している場合、その支払いが遅れると、この番号から電話がかかってきます。
たとえ少額の未払いでも、督促電話を無視するとブラックリストに登録されたり、最終的には差押えを受けたりなどのリスクがあります。
この記事では、バンドルカードから電話がかかってきたときに、すぐに対処すべき理由と、具体的な対処方法をご紹介します。
目 次(更新:2024年11月5日)
1.1 バンドルカードとは
1.2 督促電話がかかってくるケース
2.1 遅延損害金が加算される
2.3 カードが利用停止となる
2.4 ブラックリストに登録される
2.5 裁判所から支払督促が届く
2.6 給料や預金を差し押さえられる
3.バンドルカードへの支払い遅れでブラックリストに登録される理由
4.1 できる限り速やかに支払う
5.バンドルカードへの支払い遅れで債務整理するかどうかの判断基準
5.1 債務整理のデメリット
5.3 支払い猶予のタイムリミット
5.4 他社の借金がなくても支払いが厳しいときは専門家へ相談を
6.まとめ
バンドルカードとは、スマートフォンにインストールしてお金をチャージすることで、VISAのクレジットカードと同じように支払いに使えるプリペイドアプリのことです。
基本的には、事前にチャージした金額の範囲内でプリペイドカードと同じように使用するものですが、「ポチッとチャージ」という機能を利用すると、後払いでクレジットカードと同じように使用できます。
ポチッとチャージの利用方法は、まず、事前に設定された上限額の範囲内でチャージをアプリ上で申し込みます。すると即座にチャージされるので、国内外のVISA加盟店への支払いに使えます。
チャージを申し込める金額には上限があり、3,000円~5万円の範囲内で、審査により設定されます。
チャージした金額は、翌月末までに支払いが必要です。その際には、チャージの申し込み1回につき510円~1,830円(申込金額に応じて異なります。)の手数料もかかります。
このように、最大5万円までですが、手元にお金がなくてもクレジットカードと同じように使用できるのが、バンドルカードのポチッとチャージの特徴です。
バンドルカード(セブン銀行)からの督促電話がかかってくるのは、ポチッとチャージの「チャージ分+手数料」の支払いが遅れた場合です。
セブン銀行コンタクトセンターから督促電話がかかってくる理由は、後払いの信用取引であるポチッとチャージというサービスを、セブン銀行が提供しているからです。
ポチッとチャージの利用審査からチャージ申し込み上限額の設定、チャージ、さらには未払い金の回収までをセブン銀行が担当しているため、支払いが遅れたときには05031599953から督促電話がかかってくるという仕組みになっています。
なお、ポチッとチャージを利用していないか、利用していても延滞していなければ、前払い式のプリペイドアプリであるバンドルカードで未払いが生じることはないので、督促電話はかかってきません。
ポチッとチャージの支払いが遅れると、支払期限の翌日から遅延損害金が加算されます。
遅延損害金の利率は、セブン銀行後払いサービスの利用規定で年14%と定められています。
チャージ分だけでなく、手数料にも遅延損害金がかかることにも注意しなければなりません。手数料はチャージを申し込むごとにかかるので、利用回数によっては手数料がかさむこともあります。
例えば、ポチッとチャージの申し込み上限額が5万円に設定されているとして、1ヶ月のうちに5,000円のチャージを10回申し込んだとしましょう。
申込金額が5,000円の場合、チャージ1回あたりの手数料は510円ですが、10回分で5,100円もの手数料がかかります。
支払い遅れが生じると、チャージ分の5万円と合わせた5万5,100円に対して、年14%の利率で遅延損害金が加算されるのです。
遅延損害金の1日あたりの金額は少額ですが、30日滞納すると634円、60日滞納すると1,268円になります。滞納が続けば続くほど、支払額が増大していくことに注意しましょう。
ポチッとチャージの支払いが遅れると、チャージの申し込み上限額の設定が下がる可能性が高いです。
申し込み上限額はセブン銀行が利用者の信用度を審査して設定していますが、当初は3,000円~5,000円程度からスタートし、利用実績などに応じて徐々に上がっていきます。
しかし、支払い遅れは間違いなくマイナス評価となるため、申し込み上限額を下げられる可能性が高いのです。3万円~5万円の上限額が認められていても、1回の支払い遅れによって上限額が5,000円程度にまで下がった例もあるようです。
上限額を設定するための具体的な審査基準は公表されていませんが、督促電話を無視したとなると、上限額を大幅に下げられる可能性が高いといえるでしょう。
ポチッとチャージの支払いを滞納したまま約2ヶ月が経過すると、ブラックリストに登録されてしまいます。
正確にいうと、支払期限(ポチッとチャージの利用日の翌月末)の翌日から数えて61日が経過しても滞納を解消できなければ、信用情報機関に事故情報を登録するため、ブラック状態になってしまうのです。
ブラック状態になると、以下のようなデメリットが生じますので、仕事や日常生活で不便を感じることもあるでしょう。
滞納した状態がさらに長期間続くと、裁判所から書類が届く可能性があります。
ポチッとチャージの申し込み上限額は最大でも5万円なので、民事訴訟を提起される可能性は低いですが、支払督促を申し立てられる可能性は十分にあります。
その場合は、簡易裁判所から「支払督促」という書類が特別送達で届けられます。
支払督促の書類を受け取った場合は、2週間以内(裁判所へ必着)に異議申立書を提出することが重要です。異議申立書を提出すれば民事訴訟の手続きに移行し、和解によって分割払いを認めてもらえる可能性も出てきます。
なお、裁判手続きはセブン銀行ではなく、その債権を譲り受けた保証会社または債権回収会社(セゾン債権回収など)から起こされます。ある日突然に裁判を起こされるわけではなく、その前に保証会社や債権回収会社から何度も督促や催告を受けるはずです。
裁判所から書類が届いたら、決して放置せず、適切に対応しましょう。
裁判所から届いた書類を放置していると、給料や預金を差し押さえられるおそれがあります。
具体的には、支払督促を受け取ってから2週間以内に異議申し立てをしなければ、仮執行宣言付きの支払督促が改めて届けられます。
これに対して2週間以内に異議申し立てをしなければ、支払督促を申し立てた保証会社や債権回収会社は、強制執行の申し立てが可能となります。
強制執行とは、債権者の申し立てにより裁判所が債務者の財産を差し押さえて、債権者がその財産の中から強制的に債権を回収することが認められる手続きのことです。
差押えの対象となる財産は、主に給料や預金口座です。差押えは、ある日突然に行われ、給料の一部や口座残高を失ってしまうため、生活に困ることにもなりかねません。
バンドルカードはプリペイドアプリなので、滞納してもブラックリストに載らないとお考えの方も多いようです。
たしかに、プリペイドカードは事前にチャージした金額の範囲内でしか使えないため、支払い遅れが生じることがありません。しかし、バンドルカードでも後払い式のポチッとチャージでは、支払い遅れが生じることがあります。
このような後払い式のサービスは「信用取引」の一種であり、顧客の支払い能力が問われます。そのため、ポチッとチャージはセブン銀行という金融機関が顧客の信用度をチェックしながら、サービスを提供しているのです。
そして、セブン銀行は信用情報機関に加盟しています。ポチッとチャージの支払い遅れが61日以上続いた顧客の情報は、セブン銀行によって信用情報機関のデータベースに事故情報として登録されます。
このような仕組みにより、ポチッとチャージの支払い遅れが続くと、ブラックリストに登録されるのです。
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