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0676703939からの着信は、はポケットカードの督促電話です。
自動音声による案内だけなので担当者から責められたりすることはありませんが、だからといって無視していると、やがてはカードを強制解約されたり、ブラックリストに登録されたりなどのリスクが生じてきます。
この記事では、ポケットカードからの督促電話を無視してはいけない理由を詳しく解説するとともに、正しい対処法もご紹介します。
目 次(更新:2024年11月26日)
1.2 身に覚えがない?ポケットカードが発行するクレジットカード
3.1 電話がかかってきた場合
3.2 メール・SMSが届いた場合
3.3 ハガキ・封書が届いた場合
4.1 払える場合は速やかに払う
6.まとめ
なかには、「ポケットカードは持っていないのに0676703939から電話がかかってきた」と仰る方もいるかもしれません。
しかし、よく確認すれば、必ずポケットカードを利用していて滞納が生じているはずです。
ポケットカード株式会社が発行している主なクレジットカードには、次のようなものがあります。
この他にも、提携・コラボカードが数多くあります。
「ポケットカード」という名称でなくても、ポケットカード株式会社が発行したクレジットカードの利用代金を滞納すると、0676703939から督促電話がかかってくるのです。
発行会社名はカードの裏面に記載されているので、お手持ちのカードの裏面を見て、どのカードを滞納したのかを確認しましょう。
ポケットカードの利用代金の支払いが1日でも遅れると、支払日の翌日から遅延損害金が加算されます。
ポケットカードの遅延損害金の利率は以下のとおりであり、通常の利息・手数料の利率よりも高く設定されていることに注意が必要です。
・ショッピング:年14.6%
・キャッシング:年19.94%
遅延損害金は、滞納を解消する日まで加算され続けます。放置し続けると支払額が増大していきますので、早めに滞納を解消する必要があるでしょう。
2.カードが利用停止となる
利用代金を滞納すると、支払日の翌日からカードが利用停止となります。
ポケットカード株式会社が発行したクレジットカードを複数持っている場合は、滞納したカードだけでなく、すべてのカードが使えなくなることに注意が必要です。
滞納金と遅延損害金を支払えば利用を再開できますが、入金から利用再開までには5営業日ほどかかります。入金のタイミングによっては、1週間以上かかることもあるということです。
ポケットカードの利用を継続したいなら、早めに滞納を解消することが重要です。
3.督促が繰り返される
0676703939からの着信を無視して滞納を続けていると、担当者からの督促電話やメール、SMS(ショートメッセージサービス)、ハガキ、封書などによる督促が何度も繰り返されます。
担当者からの督促電話は、まず携帯電話にかかってきますが、それを無視すると自宅の固定電話にかかってきます。自宅には、ハガキや封書で督促状・催告書も郵送されてきます。
自宅への督促を無視していると、勤務先に督促電話がかかってくることもあります。
このような督促が繰り返されると、精神的に大きな負担になるでしょうし、家族や職場の人たちから怪しまれ、「借金があるのではないか」などと勘ぐられることにもなりかねません。
滞納が2~3ヶ月続くと、ブラックリストに登録されてしまいます。
「ブラックリストに登録される」というのは、信用情報機関に事故情報が登録されることです。
借金やクレジットカードの利用代金などを61日以上または3ヶ月(3回)以上にわたって滞納すると、金融事故として取り扱われるため、事故情報として登録されるのです。
金融機関や貸金業者、クレジットカード会社は信用情報機関に加盟していて、顧客や申込者の支払い能力をチェックするために信用情報を照会しています。
その信用情報に事故情報が登録されていると「支払い能力なし」と判断されるため、審査で落とさてしまうのです。この状態のことを「ブラック状態」とも呼びます。
ブラック状態になると、具体的には以下のデメリットが生じます。
5.カードが強制解約される
やはり滞納が2~3ヶ月続くと、ポケットカードは会員規約に基づき強制的に解約されてしまいます。
強制解約されると会員資格そのものを失うため、その後に滞納を解消したとしてもカードの再発行を受けることはできません。
滞納したカードだけでなく、ポケットカード株式会社から発行を受けたカードのすべてが強制解約となることにも注意が必要です。
家族カードやETCカードなども失効してしまいます。急に家族カードが使えなくなると、家族に滞納がバレる可能性が高いでしょう。
6.利用残高の一括払いを請求される
カードを強制解約された後は、利用残高の一括払いを請求されます。これは、長期滞納により期限の利益を喪失することによります。
期限の利益とは、支払期限が来るまでは支払わなくてよいという、債務者にとっての利益のことです。ポケットカードで分割払いやリボ払いを利用している場合は、毎月の支払日までに所定の金額のみを支払えば、残りの代金はまだ支払わなくてよいという利益が維持されます。
しかし、滞納期間が会員規約で定められた期間を超えると期限の利益を喪失し、分割払いやリボ払いは認められなくなるのです。そのため、利用残高を直ちに一括で支払う義務が生じます。
一括払いの請求を受けた後は、利用残高全体に対して遅延損害金が加算されることにも要注意です。滞納した金額が大きければ大きいほど、遅延損害金の額も増大することになります。放置していると、到底返済不能なほどに支払額が膨らむことにもなりかねません。
一括払いの請求を無視すると、裁判や差押えの予告通知(催告書)が送られてくるようになります。
通常、催告書は何度か繰り返し送られてきますが、無視し続けていると実際に裁判を起こされることもあります。
裁判を起こされた場合は、裁判所からの書類が自宅に特別送達で届きます。裁判所から届いた書類も無視していると、裁判手続きでポケットカード側の主張が全面的に認められてしまいます。その場合は、確定判決や仮執行宣言付き支払督促といった債務名義が発行されます。
8.差押えを受ける
債務名義が発行されると、ポケットカードは強制執行を申し立てて、債務者の財産を差し押さえることが可能となります。
この段階まで来ると、いつ差押えを受けてもおかしくない状態になります。
差押えに事前の通知などはないので、ある日突然、給料や預金口座を差し押さえられることがあります。差押えを受けると、給料の一部や預金残高の全部または一部が強制的に差し引かれ、ポケットカードへの返済に充てられてしまいます。
こうなると、生活費に窮することもあるでしょうし、家族に債務がバレることもあるでしょう。給料を差し押さえられた場合は、確実に職場の人に債務の内容がバレます。
ポケットカードはメールやSMSでも督促を行っていますが、督促に使用するメールのドメインや発信元番号も、ホームページで以下のとおり公表しています。
【督促に使用されるメールのドメイン】
・ctr.pocketcard.co.jp
・pinf.pocketcard.co.jp
・mag.pocketcard.co.jp
・ft.family.co.jp など
【督促に使用するSMSの発信元番号】
・06-7670-3939(コールセンター)
・06-7670-3950(管理センター)
・06-7670-3972(法務センター)
怪しいと感じた場合は、上記3つの電話番号のうち、どれかに電話をかけて確認しましょう。
支払いのめどが立たない場合は、債務整理を検討した方がよいでしょう。
債務整理とは、債権者との交渉や裁判所での手続きを通じて、借金の減額や免除が可能となる手続きのことです。
具体的な手続きとして、主に次の3つがあります。
それぞれ特徴が異なる手続きとなっていますが、状況に合った手続きを選んで実行すれば、必ず借金問題を解決できます。
ポケットカードへの滞納の他にも借金を抱えている場合には、まとめて債務整理での解決を検討するとよいでしょう。
ポケットカードから督促を受けて困ったときは、当事務所のような借金問題への対応を専門とする事務所へのご相談をおすすめします。
借金問題について1人で悩んでいると対処法を誤り、問題を悪化させてしまうことも多いものです。しかし、司法書士のような専門家に相談することで、最適な解決方法が見つかります。
債務整理をすることになったら、専門家に依頼すると、ただちに受任通知を送付してもらえます。受任通知が債権者へ届くと、督促と返済がストップします。
その後は落ち着いて債務整理の準備ができますし、仕事や家事にも安心して専念できるようになることでしょう。
債務整理の手続きは複雑ですが、専門家が全面的にサポートしてくれるので、心配する必要はありません。手続きを的確に進めることで、満足できる結果が期待できます。
企業理念は『あなたの借金問題解決を低料金でサポートしたい!』です。
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司法書士法人黒川事務所
代表者 黒川聡史
東京司法書士会所属
簡裁代理権法務大臣認定
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②リアルタイムで疑問や不安を解消
電話相談では、その場で疑問や不安を解消できる
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