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収入の急な減少や失業、離婚などの理由により、住宅ローンの支払いができなくなった状態を「住宅ローン破産(住宅ローン破綻)」といいます。
住宅ローン破産はなぜ起こるのでしょうか。
本記事では、住宅ローン破産が起きる原因や避けるための対策、どうしても住宅ローンが返済できなくなったときの対処法を詳しく解説します。
目 次
住宅ローン破産は、「住宅ローン破綻」とも呼ばれ、住宅ローンの返済が不可能になった状態を指します。
特に2020年に発生した新型コロナウイルスの世界的大流行の影響を受け、住宅ローンの返済ができずに窓口に相談する人が急増しました。
住宅ローン破産は、以下のような流れで起こります。
住宅ローン破産に陥ると、自宅が裁判所によって競売にかけられる可能性があります。
競売になっても元の住宅ローンの支払い(落札代金と残債務の差額)は残るため、新居への引っ越し費用や家賃の支払いも加わって、生活が完全に立ち行かなくなる人も少なくありません。
夢のマイホーム購入のはずが、自己破産などの債務整理を選択せざるを得なくなるのが住宅ローン破産の怖さです。
年収 | 400万円未満 | 400万円以上 |
---|---|---|
基準 | 30%以下 | 35%以下 |
※年収に占めるすべての借り入れの年間合計返済額の割合
一般的には、住宅ローンの総返済負担率は、25%程度であれば無理なく返済できるとされています。借入可能額の上限までローンを利用するのではなく、総返済負担率を考慮して返済計画を立てることが大切です。
住宅ローン破産を防止するため、借り入れ前に返済シミュレーションを行いましょう。その際に注意したいのが、現在の収入だけでなく、将来の収入も含めて返済計画を立てることです。
出産、育児、子どもの進学、親の介護など、ライフステージの変化にともなって、家計の収支状況は目まぐるしく変化します。
ライフプランを作成して、今後数十年の収入・支出の変化を「見える化」します。将来の家計の変化も想定して返済シミュレーションを行うと、返済計画が狂いにくくなります。
また、変動金利型のローンや当初固定金利型のローンの場合、金利の変化の影響を受けやすいため、金利上昇時を想定したライフプランを作成しておくことをおすすめします。
住宅ローンの返済が不可能な場合は、任意売却を行うことによって、自宅が競売にかけられるのを防げます。任意売却は、ローンを借りた金融機関の同意を得て、住宅を不動産市場で売却する手続きです。
通常、住宅ローン破産の状態に陥ると、住宅は競売にかけられます。任意売却の手続きをすれば、住宅を競売よりも高く売却し、ローンの返済に充てることができます。
また、任意売却の際に債権者と相談し、ローンの残債について支払方法を調整してもらう(分割払いなど)ことも検討しましょう。
ただし、任意売却にはデメリットもあります。
競売と同様に住宅を売却するため、住み慣れたマイホームを失うことになります。信用情報機関に事故情報が登録されるため、将来の借り入れや融資の際に不利に働く可能性があることを知っておきましょう。
Eさんの債務は住宅を任意売却した後の住宅ローンの残債務でした。
Eさんは平成16年に住宅購入のために銀行から2800万円を借り入れ、その後10年間は順調に支払いをしていました。
しかし、平成27年に離婚問題などで支払いができなくなり、自宅が差し押さえにあいました。
Eさんは、自宅を保有する必要もなかったので、任意売却を専門としている不動産屋さんに自宅の売却の相談をされました。
後日、自宅は売却されましたが、不動産の売却価格より住宅ローンがオーバーしていたため、売却後も住宅ローンの残債務が残ることになりました。
そして残債務を自己破産で解決することを選択されました。
Eさん男性50代
「家族構成」(正社員)手取り25万円 一人暮らし
「債務の内容」
800社万円(遅延損害金含む)
「資産」なし「住居」賃貸
住宅ローン破産とは、収入の減少や失業、離婚などにより、住宅ローンの返済ができなくなった状態を指します。
この結果、住宅が差し押さえられ、競売にかけられる可能性があり、最終的に自己破産などの債務整理を余儀なくされることがあります。
住宅ローン破産の主な原因には、以下の4つがあります:
住宅ローン破産を避けるためには、以下の対策が有効です。
住宅ローンを組む際には、ボーナスや退職金に頼らず、将来の収入や支出の変化を考慮した現実的な返済計画を立てることが重要です。また、返済に不安がある場合は早めに専門家に相談することが推奨されます。
住宅ローン破産とは、収入の低下や家計の破綻などの事情により、住宅ローンの支払いができなくなった状態を指します。
住宅ローンを利用するときは、ボーナスや退職金を当てにせず、将来のライフステージの変化も考慮して返済計画を立てることが大切です。
住宅ローンの返済が難しい場合は、金融機関に返済期限の猶予(リスケ)を相談してみましょう。より金利が安い住宅ローンがあれば、借り換えを検討する方法もあります。
住宅ローンの返済が不可能になったら、自宅が強制的に競売にかけられる可能性があります。住宅ローン破産に陥った段階で、任意売却や個人再生・自己破産などの手段を利用することが大切です。
住宅ローンの支払いについて不安がある場合は、早めに弁護士や司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。
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