任意整理とアパートなどの賃貸借契約について | 審査にとおる？影響するケースを解説

任意整理をしても、現在の賃貸借契約が即座に影響を受けることはありません。

不動産会社や貸主は、信用情報を直接確認する手段を持っていないため、任意整理を行ったことが知られることは基本的にありません。

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そのため、現在住んでいるアパートから追い出される心配は不要です。

●任意整理とは？

任意整理とは、債務者が司法書士や弁護士を通じて債権者と交渉し、利息のカットや月々の返済額の減額を図る手続きです。

法的手続き（裁判所）を経ずに借金を整理する方法であり、多くの場合、債務の返済負担を軽減することが可能です。

任意整理後に新たに賃貸物件を探す場合も、原則として影響はありません。

ただし、家賃保証を信販会社が行っている物件の場合、審査に影響を及ぼす可能性があります。

具体的には、エポスカードやオリコカードなどが家賃保証をしている場合です。

これらの信販会社が関与する物件では、クレジットカードの審査が必要となり、任意整理を行ったことが審査に不利に働くことがあります。

（クレジットカードで家賃を支払うケースが多く、任意整理をしているとクレジットカードの審査に通らず賃貸借契約が成立しない場合があります。）

●任意整理後に賃貸物件を探す際の対策としては、以下の方法があります。

• 信販会社が保証を行っていない物件を選ぶ：民間の家賃保証会社が保証を行っている物件を選ぶことで、信販会社の審査を避けることができます。

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• 家族に保証人になってもらう：信頼できる家族に保証人を依頼することで、賃貸借契約の審査をクリアすることが可能です。

※信販会社で家賃保証をしている主な会社

オリコ・エポス・ジャックス・アプラス・ライフなど