三井住友カードへの支払い遅れに対する督促電話！正しい対処法とは？

0366311513は、三井住友カードの電話番号のひとつです。

三井住友カードは、支払い遅れが生じた顧客に対して、自動音声電話にて連絡することとしています。

この連絡に使用される電話番号は複数あり、三井住友カードのホームページにすべて掲載されています。

したがって、0366311513から着信があれば、三井住友カードの利用代金について支払い遅れが生じていることを意味します。

詐欺などの怪しい電話ではありませんし、担当者から厳しく問い詰められたり責められたりすることもありませんので、安心して折り返し連絡しましょう。

カードの利用代金を1日でも支払い遅れると、支払日の翌日から遅延損害金がかかります。

三井住友カードの遅延損害金の利率は原則として以下のとおりであり、通常の利息や手数料の利率よりも高く設定されています。

・キャッシング枠…年20％

・ショッピング枠（翌月1回払いの場合）…年14.6％

また、三井住友カードでは、利用代金を滞納すると1ヶ月あたり440円（税込み）の「回収事務手数料」を請求されます。

したがって、滞納期間が長引けば長引くほど、遅延損害金と回収事務手数料が加算され続け、返済額が増えてしまうことに注意が必要です。

三井住友カードの利用代金を1日でも支払い遅れると、カードが利用停止となってしまいます。

ショッピングやキャッシングはもちろんのこと、各種料金の引き落としも行われなくなります。

利用停止が長引くと、各種料金の滞納も生じるおそれがあります。

また、家族カードも含めてすべてのカードが利用停止となるため、家族カードを利用している場合には滞納が家族にバレるおそれもあるでしょう。

滞納を解消すれば再びカードを利用できるようになりますが、利用再開までに日にちがかかる可能性もあることに注意が必要です。

カード代金の引き落とし口座として三井住友銀行を指定している場合は、原則として再引き落とし日の翌営業日の午後には利用再開となります。

しかし、その他の金融機関をしている場合には、再引き落とし日の3営業日後まで利用再開とならないことがあります。

三井住友カードからの着信を無視していると、別途、担当者から督促電話がかかってきたり、SMS（ショートメッセージサービス）で督促されることもあります。

さらに、滞納が1週間程度続くと、督促状のハガキが自宅に送られてきます。

このような督促は、滞納を解消するか、いつまでに支払うかを約束するまで何度も繰り返し行われますので、精神的にも大きな負担がかかることになるでしょう。

携帯電話やスマートフォンへの電話・SMS、督促状などを無視していると、三井住友カードの担当者から、自宅の固定電話や職場に電話がかかってくることもあります。

貸金業者が債務者の勤務先に連絡することは貸金業法で原則として禁止されていますが、債務者と連絡が取れない場合には正当な理由が認められるため、勤務先への電話で督促することも違法ではないのです。

家族や職場の人が電話に出た場合、担当者は個人名を名乗りますが、それでも怪しまれて、負債を抱えていることがバレるおそれがあるでしょう。

三井住友カードへの支払い遅れが2～3ヶ月続くと、ブラックリストに登録されてしまいます。

「ブラックリストに登録される」とは、信用情報機関のデータベースに金融事故に関する情報（事故情報）が登録され、その影響で信用取引に悪影響が及ぶ状態のことです。

具体的には、以下のようなデメリットが生じます。

• キャッシングなどの新たな借り入れができない
• クレジットカードを利用できない
• 各種ローンを組めない
• 賃貸住宅に住めなくなることがある（信販系の家賃保証会社の利用が必須の場合）
• 携帯電話やスマホ端末を購入する際、分割払いを利用できなくなる
• 子どもの奨学金など、他人の借金の保証人になれなくなる

三井住友カードは、JICC（株式会社日本信用情報機構）およびCIC（株式会社シー・アイ・シー）という信用情報機関に加盟しています。

そのため、三井住友カードへの支払い遅れが61日以上、または3ヶ月（3回）以上続くと、JICCおよびCICに事故情報が登録され、ブラック状態となるのです。

支払い遅れが2～3ヶ月続いた場合には、カードが強制解約されてしまいます。

三井住友カードの会員規約によると、1回でも滞納するとカードを強制解約される可能性があります。

しかし、実際には滞納後、当面の間は督促が繰り返され、それでも滞納が解消されない場合に、ブラックリストに登録されるのとほぼ同じタイミングで強制解約となるケースがほとんどです。

強制解約されると会員資格を失いますので、家族カードを含むすべてのカードが使えなくなります。貯まっていたVポイントも失効しますので、注意しましょう。

さらに、支払い遅れが2～3ヶ月続いた場合には期限の利益を喪失するため、利用残高の一括払いを請求されます。

期限の利益とは、支払期限が来るまでは支払わなくてよいという、債務者にとっての利益のことです。

三井住友カードで分割払いやリボ払いの設定をしている場合、毎月の引き落とし日までに所定の金額のみを支払えば、残りの利用代金はまだ支払わなくてよいという利益が維持されます。

しかし、滞納が続くと期限の利益が失われるため、残りの債務を直ちに支払う必要が生じるのです。

三井住友カードの会員規約では、「20日以上の相当な期間を定めて書面で支払いの催告をされたにもかかわらず、その期間内に支払わなかったとき」に、期限の利益を失うものとされています。

ただし、実際に一括払いを請求されるのは、カードが強制解約された後となります。

なお、三井住友カードは「アビリオ債権回収」という債権回収会社（サービサー）と連携しているため、一括払いの請求はアビリオ債権回収から行われる可能性が高いです。

アビリオ債権回収からの請求に心当たりがないからといって放置していると、裁判に発展する可能性が高まるので注意しましょう。

一括払いの請求を受けても滞納を放置していると、アビリオ債権回収（三井住友カード）から裁判を起こされる可能性があります。

裁判を起こされると、「支払督促」または「訴状」という書類が自宅へ特別送達で届けられます。

どちらの場合も、書類を放置しているとアビリオ債権回収の主張どおりの内容で、「仮執行宣言付き支払督促」が発布されたり、判決が言い渡されたりします。

裁判手続きを放置し続けると、アビリオ債権回収の主張をすべて認めた支払督促や判決が確定し、アビリオ債権回収は「債務名義」を取得します。

債務名義があると、アビリオ債権回収は強制執行を申し立てて、債務者の財産を差し押さえることが可能となります。

差押えが行われる際に事前の通知などはありませんので、ある日突然、給料や預金口座を差し押さえられて驚くことにもなりかねません。

差押えを受けると、給料の一部や預金残高の全部または一部が強制的に差し引かれてしまうので、生活に困ってしまうこともあるでしょう。

給料を差し押さえられた場合には、勤務先に裁判所から差押え通知が届くため、職場の人に負債のことがバレてしまいます。

裁判所から書類が届いた場合は、受け取って対応すれば分割払いの和解ができるケースは多くあります。放置せずに対応しましょう。

引き落とし日までに口座への入金を忘れた場合などで、滞納金を支払う余裕があるときは、速やかに支払いましょう。

ただし、支払い方法はカードの種類や、引き落とし口座に指定している金融機関によって異なります。

三井住友銀行の口座を指定している場合は再引き落としが行われますが、他の金融機関を指定している場合には、振り込みで滞納金を支払わなければならないこともあります。

実際に支払いを行う前に、折り返し連絡するか、または三井住友カードの会員専用ページ「Vpass」にて、支払い方法と金額を確認しましょう。

滞納金の全額をすぐに支払うことが難しい場合には、折り返し連絡をして、支払い方法について担当者に相談してみましょう。

払えない事情と、いつまでに支払えるのかを伝えて誠実に相談すれば、条件次第ですが、支払期限の延期や分割払いに応じてもらえる可能性は十分にあります。

折り返しの連絡先は、既に督促状が届いている場合は、そのハガキに記載されています。まだ督促状が届いていない場合は、三井住友カードの信用管理部に電話しましょう。信用管理部の電話番号は以下のとおりです。

・東京：03-6738-7117

・大阪：06-7733-7424

受付時間：10:00～17:00（土日祝・12/30～1/3を除く）

支払いのめどが立たない場合は、債務整理を検討した方がよいでしょう。

債務整理とは、債権者と交渉したり、裁判所の手続きを利用したりして、借金の減免が認められる手続きのことです。

具体的な手続きとしては、主に任意整理・個人再生・自己破産といった種類があります。借金額や収入、財産状況などの諸事情に応じて最適な手続きを選択して行えば、借金問題は解決できます。

三井住友カードの他にも借金などの負債を抱えている場合には、まとめて債務整理で解決することも可能です。

三井住友カードでは、ショッピング利用分をあとから分割払いに変更したり、ショッピング・キャッシングの利用分をあとからリボ払いに変更することも可能です。

ただし、所定の期限までに手続きをしなければ変更できませんので、カードを使いすぎたときには早めに変更手続きをしておきましょう。

あとから分割やあとからリボへの変更方法は、Vpassにログインして操作するか、スマートダイヤル24（0120-863724）に電話をかけて、自動音声のガイダンスに従って操作することです。

なお、分割払いやリボ払いに変更すると、所定の手数料や利息が発生することにも注意が必要です。

あとから分割やあとからリボを利用できない場合や、利用しても支払いが厳しい場合は、事前に三井住友カードへ連絡して支払い方法の相談をしましょう。

早めに相談した方が、柔軟な対応が期待できます。

この場合には、三井住友カードの信用管理部に電話するとよいでしょう。

滞納によって信用情報機関に登録された事故情報は、完済から5年間、保有されます。滞納を解消しなければ、半永久的に事故情報が残る可能性もあります。

債務整理をすれば完済から5年程度で事故情報が削除されますが、それでも三井住友カードの社内データベースに事故情報が残り続けます。

その影響で、ブラック状態が解消された後も、基本的に三井住友カードの再発行を受けることは難しくなってしまいます。

このことを「社内ブラック」といいます。

三井住友カードは、SMBCモビット・SMBCファイナンスサービス（旧セディナ）も合併しており同じ会社です。

三井住友カードのクレジットカードで支払いが遅れた場合には、ＳＭＢＣモビットのキャッシングやセディナのクレジットカードに影響もでる可能性が高くなります。

まずは、専門家に相談するだけでも最適な解決方法が分かります。

とるべき解決方法は状況に応じて異なりますが、専門家の深い知識と豊富な経験に基づき、最も有効な解決方法を提案してもらうことが可能です。

債務整理が有効な場合には、弁護士または司法書士に依頼すると、すぐ債権者宛に受任通知を送付してもらえます。

債権者が受任通知を受け取った後に債権者へ直接支払いを請求することは、貸金業法で禁止されています。

そのため、専門家に債務整理を依頼した翌日または数日中には、債権者からの督促が止まります。

債務整理の手続きは複雑で専門的知識を要しますが、専門家に依頼すれば全面的にサポートしてもらえます。

債権者との交渉や裁判所へ提出する書類の作成などは専門家が行ってくれるため、ご依頼者は難しいことを調べる必要がありませんし、手間をかける必要もありません。

安心して、仕事や家事などに専念することが可能となるでしょう。

0366311513からの着信は、三井住友カードからの督促電話です。

支払い遅れを放置すると督促が繰り返されますし、最終的には給料や預金口座などを差し押さえられるおそれもあります。

リスクを最低限に抑えるためには、早めに滞納を解消するか、それができない場合には債務整理を検討する必要があるでしょう。

最適な解決方法を見つけるためにも、三井住友カードへの支払い遅れで困ったときは、当事務所のような借金問題への対応を専門とする事務所へご相談ください。

専門家によるサポートを受けて、借金問題は解決してしまいましょう。