【新宿オフィス】東京都新宿区新宿2丁目5-1 アルテビル新宿7階

平日10時~19時30分

土日10時~17時00分
(祝日休み)

まずは無料相談から

0120-913-596

ご来所の際には、予約が必要です

債務整理など借金返済に関するご相談は業界トップクラスの安い報酬

免責審尋とは?聞かれること・当日の流れ・服装などを解説

自己破産の審問(いつ裁判所に呼ばれる?)

裁判所で裁判官と面接といわれると緊張することでしょう。

 

どんなことが聞かれるのかな?自己破産することについて怒られたりしないかな?と不安になるのも無理はありません。

 

自己破産の裁判所面接(破産審尋・免責審尋)は、試験でも審査でもありません。

聞かれるのは難しい法律論ではなく、生活の状況や反省の気持ちといった、ありのままを答えれば足りることばかりです。

 

この記事では、審尋とは何か、いつ呼ばれて何を聞かれるのか、当日の流れと服装、そして審尋が終わってから免責が確定するまでを解説します。

この記事を読んでわかること

  • 裁判所の面接には「破産審尋」と「免責審尋」の2種類がある
  • 専門的なことは聞かれず、正直に・反省の姿勢で答えれば問題ない
  • 近年は免責審尋を省略・書面化する裁判所もある(東京地裁などは実施)
  • 無断欠席は免責不許可の原因になり得るので、必ず出席する

自己破産で裁判所に呼ばれる「審尋」とは

「審尋(しんじん)」とは、裁判官が本人に直接、事情をたずねる手続きのことです。

自己破産では、面接が2種類あります。

破産審尋(破産手続を進めてよいか確認する面接)

申立ての内容に間違いがないか、生活状況はどうかなどを確認する面接です。

 

申立てから1か月ほど後に行われることが多く、ここを通ると破産手続開始決定(多くは同時廃止決定)が出ます。

免責審尋(借金を免除してよいか判断する面接)

自己破産の本当の目的は、借金の支払い義務を免除してもらう「免責」です。

 

免責審尋は、その免責を許可してよいかを判断するための面接で、破産手続の終盤に行われます。

司法書士に依頼した場合と弁護士に依頼した場合で呼ばれ方が違う

弁護士に依頼すると、東京地裁などでは「即日面接」といって申立て当日に弁護士だけが裁判官と面接し、本人の破産審尋がない運用が一般的です。

一方、司法書士に依頼した場合は、申立て後に本人が破産審尋に出向くのが原則です。

 

どちらでも免責審尋は本人が出席します(後述のとおり省略される場合を除く)。

なお、呼ばれ方や時期は裁判所によって異なります。

免責審尋がない・省略されるケースもある

「裁判所に行くのが不安」という方に知っておいてほしいのが、近年は免責審尋を行わない裁判所が増えていることです。

同時廃止で免責不許可事由がなければ省略する裁判所がある

財産がほとんどなく、ギャンブルや浪費といった免責不許可事由もない同時廃止の事件では、免責審尋を開かず、書面の確認だけで免責許可決定を出す裁判所もあります。

その場合、こちらは特に何もせず待っていれば免責決定が届きます。

書面審理(「免責についての申述書」)で済むケース

新型コロナの流行をきっかけに、本人の出頭を求めず、「免責についての申述書」などの書面提出で代える運用を取り入れた裁判所もあります。

東京地裁など、必ず免責審尋を行う裁判所もある

一方で、東京地裁のように免責審尋を必ず実施する裁判所もあります。

つまり「審尋があるかどうか」は、申立てをした裁判所と事件の種類によって変わります。自分の場合どうなるかは、依頼している専門家に確認してください。

破産審尋|申立後の面接で聞かれること

司法書士に依頼した場合、申立てから1か月ほど後に破産審尋があります。

 

日時は申立て後すぐ決まるため、仕事を調整して必ず出席します。所要時間はおおむね10〜20分(早い方は5分ほど)で、会議室のような部屋で裁判官と一対一で行われます。

 

聞かれるのは、申立書に添付した書類の確認や、現在の生活状況などです。

専門的なことは問われませんが、「自己破産がどういう手続きか」「債権者は何社で、借金の総額はいくらか」くらいは、自分の言葉で答えられるようにしておくと安心です。

 

うまく答えられなかったからといって破産が認められないわけではありません。落ち着いて正直に答えれば大丈夫です。

 

破産審尋が無事に終わると、破産手続開始決定と同時廃止決定が出ます。

まれに1回で終わらず、約1か月後に2回目の審尋が設定されることもあります。財産の調査や免責不許可事由の調査が必要と判断されると、同時廃止ではなく管財事件に移行します。

免責審尋|聞かれること(質問内容)

自己破産の免責審尋

免責審尋で聞かれるのも、難しいことではありません。主に次のような点です。

 

  • 住所・氏名など本人の確認
  • 自己破産(免責されること)の意味を理解しているか
  • 借金が増え、破産に至った経緯をどう考えているか
  • 現在の生活状況と、今後の生活の見通し
  • ギャンブルや浪費が原因の場合は、反省しているか

 

答えるときは、債権者に迷惑をかけたこと・破産に至ったことを率直に反省し、「今後は同じことを繰り返さない」という前向きな姿勢で答えるのが何より大切です。

あらかじめ答えを考えておくと落ち着いて臨める

その場でうまく言葉が出てこない方は多いものです。

事前に、破産に至った経緯と今後の生活について、自分なりの言葉で簡単に整理しておきましょう。

依頼している専門家と打ち合わせをして臨めば、緊張もやわらぎます。

免責審尋当日の流れ

免責審尋は、同時廃止決定からおおむね2か月後に開かれます。

 

日程は破産審尋の際に裁判官から書面で伝えられることが多く、2か月ほど先の日付ですが、無断欠席は免責不許可の原因になり得るため、無理にでも調整して必ず出席してください。

 

東京地裁のように申立件数の多い裁判所では、免責審尋は集団面接の形で行われます。10名ほどの破産申立人が一つの部屋に集まり、一人あたりの質問は3分程度、順番待ちを含めても15分ほどで終わります。

 

【当日の流れ】

1. 指定された法廷に入室し、名簿に名前を記入する(入室すると係の方が案内してくれます)

2. 裁判官が入室する

3. 裁判官から、本人確認・免責の意味の理解・破産に至った経緯・今後の生活・反省などを質問される

4. 正直に回答して終了

 

この手続きが終わり、免責決定が出れば、自己破産の手続きは終盤です。

当日の準備(服装・持ち物)

裁判所に行くときの服装と持ち物

●服装

免責審尋の服装に決まりはありません。スーツやオフィスカジュアルが無難ですが、普段の服装でも問題ありません。

 

ただし、あまりにカジュアルすぎる格好や派手な格好は避けましょう。裁判官に与える印象は、反省の姿勢の一部として見られます。

 

●持ち物

入室する部屋番号や時間が書かれた「呼出状」、運転免許証などの「身分証明書」、そして「認め印」を持参すると安心です。

免責審尋のあと|免責決定から確定までの流れと期間

免責審尋が終わっても、その日にすべてが終わるわけではありません。

 

免責審尋のあと、裁判所から「免責許可決定」が出ます。

この決定は官報に公告され、公告された日から2週間が、債権者などが不服を申し立てられる「即時抗告」の期間です。この2週間に不服申立てがなければ、免責許可決定が確定します。

免責審尋から確定までは、おおむね1か月程度をみておくとよいでしょう。

 

免責が確定すると、借金の支払い義務が正式になくなります。

確定の書面を取り寄せ、債権者へ通知すれば、一連の破産手続きは完了です。

なお、免責審尋まで進んだケースで免責が許可されないことは、実際にはごくまれです。正直に手続きを進めていれば、過度に心配する必要はありません。

管財事件の場合の免責審尋

財産がある場合や免責不許可事由が疑われる場合は、管財事件となり、破産管財人が選ばれます。

 

管財事件では、免責審尋が「債権者集会」と同じ日に開かれることが多く、破産管財人が調査結果や免責についての意見を裁判所に伝えたうえで、免責の可否が判断されます。

 

同時廃止より手続きが重くなりますが、管財人や専門家の指示に沿って誠実に対応すれば、最終的に免責が認められるケースは多くあります。

審尋でやってはいけないこと・注意点

無断欠席をしない

くり返しになりますが、免責審尋を無断で欠席すると、手続きへの協力義務に反するとして、免責が認められない原因になり得ます。

指定された期日には必ず出席してください。

遅刻しそうなときは必ず連絡する

交通機関の乱れなどでどうしても遅刻しそうなときは、放置せず、すぐに裁判所または依頼している事務所に連絡してください。

連絡があれば、対応してもらえることがほとんどです。黙って遅れる・来ないのが一番よくありません。

嘘をつかない・取り繕わない

答えに困っても、事実と違うことを言ったり、財産や事情を隠したりしてはいけません。

審尋での虚偽の説明は、かえって免責の判断に悪影響を与えます。

わからないことは「わかりません」、答えにくいことも正直に話すのが、結局は一番確実です。

自己破産の裁判所面接に関するよくあるご質問

ここではよくあるご質問をご紹介します。

Q. 裁判所での面接ではどんなことを聞かれますか?

申立ての内容や生活状況の確認が中心です。

具体的には、借金の総額・債権者数、自己破産という手続きの理解、破産に至った経緯、現在と今後の生活などです。

試験ではないので、正直に答えれば問題ありません。

Q. 面接に出席できない場合はどうすればいいですか?

無断欠席は免責不許可の原因になり得ます。やむを得ない事情があるときは、早めに依頼している専門家に相談し、対応方法を確認してください。

Q. 服装や持ち物に注意点はありますか?

服装に決まりはありませんが、スーツやオフィスカジュアルが無難です。過度にカジュアル・派手な格好は避けましょう。

持ち物は「呼出状」「身分証明書」「認め印」を忘れずに。

Q. 面接はどのくらいの時間がかかりますか?

個別の破産審尋は5〜20分程度、集団形式の免責審尋は一人あたり3分程度(待ち時間を含めて15分程度)です。

Q. 面接でどのような態度が求められますか?

質問には正直に答え、債権者に迷惑をかけたことや破産に至った経緯を反省する姿勢を示すことが大切です。

今後同じ問題を繰り返さない意志を伝えることが重要です。

まとめ

自己破産の裁判所面接には「破産審尋」と「免責審尋」があり、いずれも難しいことは聞かれません。

聞かれたら正直に、反省と再出発の姿勢で答えれば大丈夫です。

無断欠席は避け、遅刻しそうなら必ず連絡しましょう。

 

免責審尋のあと、官報公告から2週間の即時抗告期間を経て免責が確定し、手続きは完了します。

 

裁判官との面接も、依頼した専門家と事前に打ち合わせて臨めば、過度に不安に思う必要はありません。

聞かれたことに正直に答え、反省の姿勢を示すこと――押さえるべきはこの2点です。

この記事の執筆者

執筆者 司法書士黒川聡史

黒川聡史(司法書士法人黒川事務所 代表司法書士)

東京司法書士会所属:登録番号第4230号

簡裁代理権認定司法書士:法務大臣認定第501067号

行政書士(登録番号第19082582号)

ファイナンシャルプランナー(CFP®:1級FP技能士)

経歴: 平成19年に個人事務所を開業。債務整理を中心に15,000人以上の依頼者を解決。現在は事務所を法人化して活動

著書に『借金の不安が楽になるお金の話』『FPに知ってほしい借金の話』がある

司法書士法人黒川事務所が選ばれる理由

司法書士法人黒川事務所は、債務整理(任意整理・時効援用)などを専門に扱う司法書士事務所です。これまでに19年以上の実績があり15,000人以上を解決に導きました。

企業理念は
『あなたの借金問題解決を低料金でサポートしたい!』です。
業界トップクラスの安い費用であなたの借金問題解決を全力でサポートします!
もちろん相談無料で費用は分割払いにも対応しています。

司法書士黒川聡史 書籍の案内

司法書士法人黒川事務所
代表者 黒川聡史
東京司法書士会所属
簡裁代理権法務大臣認定

  • 業界トップクラスの安い費用
  • 着手金不要分割払いOK
  • 債務整理専門で19年以上の実績
  • 解決した依頼人は15000人以上。現在は年間約1000人以上の方から依頼(曖昧な相談実績ではなく実際の依頼件数)
  • YouTubeで債務整理をわかりやすく発信(こちら)

まずは無料相談からはじめましょう

0120-913-596

平日10時~19時30分 /土日10時~17時00分 (祝日休み)いつでもお気軽にお電話ください。