【渋谷オフィス】東京都渋谷区渋谷3丁目7-3第1野口ビル5階 【上野オフィス】東京都台東区東上野4丁目6-5日比谷不動産ビル1階
【横浜オフィス】横浜市西区北幸2丁目5-13西口幸ビル505 【梅田オフィス】大阪市北区堂島2丁目1-27桜橋千代田ビル4階
平日10時~20時
土日10時~17時
(祝日休み)
債務整理を専門に扱う事務所ですが、「債務整理をしないほうがいい」という選択肢を提示することがあります。
債務整理をするメリットがなければもちろんですが、生活を見直したり返済方法を見直すことで債務整理をする必要がなくなれば「債務整理しないほうがいいですよ」と説明します。
この記事では、債務整理しないで借金を完済する方法と、債務整理するべきかの目安となる判断基準も紹介します。
1.毎月の返済額は多く利息が取れるように相手に有利に設定されている
2.毎月の返済設定額よりも多めに返済することができれば、早めに借金を完済できるし支払総額も下がる
3.債務整理するべきかの判断基準|年収の3分の1以上になっているか?
4.債務整理するべきかの判断基準|自転車操業になっているか?
5.普通に支払いができるのであれば債務整理はするべきではない
毎月返済した金額は一部が元金に一部が利息に充当されます。
まずは返済日までの利息が計算され、返済した金額からその利息が引かれます。そして残りが元金に充当され借金が減ることになります。
(つまり、①利息②元金の順番に充当される)
利息ってもったいないような気がしますが、お金を借りるというサービスへの対価ですので利息がかかるのは当然です(電車に乗ったら電車賃を支払うのと同じです)。
そして、お金を貸している人は利息で営業しているわけですから、利息が多くもらえるように工夫されています(リボ払いという仕組みや債務残高が減ったら返済額を下げるなど)。
お金を借りている立場の人は利息がもったいないと思い、貸している立場の人は利息を多く欲しいと思います。(損得が相反する立場にある)
それなら借金を返す方法の工夫次第で、支払う利息を減らせるのであれば検討するべきでしょう。
「返済しても半分以上利息にとられてるんですが、利息は高くないのでしょうか?」
この方の話をよく聞くと
80万円のショッピングリボ残高で実質金利は15% 返済方法は毎月15,000円の定額コース。
毎月の返済15,000円のうち10,000円が利息で5,000円が元金に充当されているようです。
これではなかなか減りません。利息に問題があるわけでもありません。
ではなぜあまり減らないのでしょうか?
こたえは、毎月の返済額を低く設定しているからです。
たいていのカード会社では、ショッピングリボの返済方法について、いくつか選べるようになっています。
(残高スライドとか定額とか)
この方は定額15000円を選択されていたようです。
15000円では残債務が80万円と多いのでなかなか元金が減りません。
お金を貸しておる方は、元金が減らない方が利息を多く取れて会社の収益につながります。
なので「毎月の負担が少ない」ことを前面にだして「毎月の返済額は低額のリボ払い」の設定の方がいいとなります。
お金を借りている方は「返済額が低額の方が楽でいい」かもしれませんが、「低額のリボ払いにすると元金があまり減らず利息ばっかりとられる」ことになります。
上記の例で、80万円くらいの借金だと返済額は毎月40,000円くらいに設定したほうがいいでしょう。
10,000円が利息で30,000円が元金に充当されるので(翌月以降はもっと元金の割合が増えていきます)、すぐに完済できます(2年で完済できる)。
つまり、借金を効率よく早く完済する方法は「決められた金額よりも多めに返済する」ことです。
そうすると利息よりも元金の方が多く減るようになり、借金はどんどん減り完済までの支払総額も減ります。
毎月の返済に余裕があれば、カード会社のHPで調べて、毎月の返済額を見直してもいいかもしれません。
ATMで返済している場合は、多めに入金すればいいだけです。
効率よく借金を返す方法を実践しても借金が完済できない、そもそも実践できないという方は、債務整理も選択肢として検討することになります。
債務整理をするかしないかの判断基準の1つとしていわゆる「総量規制」に抵触しているか?
という基準で判断ができると考えられます。
総量規制は、「債務額が年収の3分の1以上になったらは消費者金融はお金を貸せない」というルールです。
(国が定めたルールで、一般的には年収の3分の1以上の借金があったら返済は困難だという趣旨で定められています)
しかし、銀行カードローンやクレジットカードのショッピングリボなどは総量規制の対象外です。消費者金融の借金は年収の3分の1以下でも、銀行カードローンやクレジットカードのショッピングリボを合計すると年収の3分の1以上の借金がある方は多くいます。
先月利用しすぎて今月の支払いだけ厳しいというケースでも安易に任意整理はせずに、まずはカード会社と相談するなどの他の解決法を検討してもよいかと思います。
少しまってもらったり、分割にしたもらったりができれば任意整理する必要はないかもしれません。もしくは1か月分だけ家族に援助が受けられれば解決できることもあります。
一時的な支払い困難な状況であれば、まずはご自身で対応してみることも検討してみてください。
ここではよくあるご質問をご紹介します。
借金を早く完済するためには、毎月の返済額を多めに設定することが効果的です。
元金が減らない原因は、返済額の大部分が利息に充てられてしまうからです。
返済額を増やすことで、より多くの金額が元金に充てられ、借金の完済が早まります。
債務整理を検討すべきかどうかの主な判断基準は以下の通りです:
総量規制に抵触している可能性があり、返済が困難であれば債務整理を検討すべきです。
借りたお金で他の返済を賄うような状況では、早めに債務整理を考えるべきです。
債務整理をしない方が良いケースには、以下のような場合があります:
毎月の返済ができ、借金を減らすために努力できるなら、債務整理を避けた方が良いでしょう。
一時的に支払いが厳しいだけであれば、カード会社と相談して支払い方法を調整する方が良いです。
債務整理をする前に家族に相談し、援助を受けることで解決できる場合もあります。
現在の状況をしっかりと把握し、債務整理のメリットとデメリットを比較して判断することが重要です。
専門家と相談し、自分にとって最適な方法を選択するようにしましょう。
家族の借金について相談する際には「借入先・金額・月の返済額」と「今後いくらなら返済できるのか?」を確認してください。
どんな債務整理がいいか検討することができます。
企業理念は『あなたの借金問題解決を低料金でサポートしたい!』です。
業界トップクラスの低料金であなたの借金問題解決を全力でサポートします!
平日10時~20時 /土日10時~17時 (祝日休み)いつでもお気軽にお電話ください
【メール・LINEよりも電話相談をおすすめする3つの理由】
①オーダーメイドなアドバイス
電話相談なら、相談者様の状況に合わせた具体的なアドバイスが可能
メールやLINEでは、限られた情報の範囲内での回答となる
②リアルタイムで疑問や不安を解消
電話相談では、その場で疑問や不安を解消できる
③スピーディな対応
お急ぎの方は、次のステップへの案内も迅速に対応できる
司法書士法人黒川事務所
平日10時~20時
土日10時~17時
(祝日休み)
(渋谷オフィス 渋谷駅3分)
東京都渋谷区渋谷3丁目7-3
第1野口ビル5階
(梅田オフィス 西梅田駅5分)
大阪市北区堂島2丁目1-27
桜橋千代田ビル4階
(上野オフィス 上野駅5分)
東京都台東区東上野4丁目6-5
日比谷不動産ビル1階
(横浜オフィス 横浜駅5分)
横浜市西区北幸2丁目5-13西口幸ビル505