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借金問題についてネット検索していたら、「国が認めた借金救済制度」とか「借金救済措置」「借金減額措置」という表現の広告が表示されます。
これはいったいなんでしょうか?
じつは、債務整理の広告のためのキャッチコピーです。
ちょっと怪しい表現(誤った表記)もありますが、正しい部分もあります。
(※当事務所は「国が認めた借金救済制度」という誤解を生むような広告はしておりません。)
この記事では、国が認めた借金救済制度の本当の意味と、自力で借金を減らす方法を紹介します!
目 次(更新:2024年8月16日)
1. 国が認めた借金救済制度|弁護士や司法書士の力を借りて借金を減らす方法
1-1 法律で認められた「自己破産」と「個人再生」という借金救済制度
1-3 法律の根拠はないが最も多く利用|「任意整理」という借金救済制度
3. 借金救済制度の費用の相場
4-1. 借金の減額や免除
4-2. 信用情報への影響(ブラックリスト)
4-3. 財産の処分や職業制限
4-4. 精神的な負担の軽減
4-5. 将来的なライフプランへの影響
4-6. 広告の借金救済制度を使うとどうなる?
借金救済制度や借金救済措置という表現は「債務整理の広告」で使われている言葉です。
そこでこの記事では、借金救済制度とは何を意味するのか?国が認めているのか?ということを解説します。
まず、借金救済制度としては、破産法で認められた自己破産の手続き、民事再生法で認めらた個人再生・最高裁の判決で認められた過払い金請求があります。
この3つの手続きを「国が認めた」というのはそこまで間違いではありません。
(ただし、過払い金請求はグレーゾーン金利の取引に限定されるので、誰にでも適用されるわけではありません)
また、法律にはありませんが実質的に多く利用されている任意整理という方法もあります。任意整理は厳密には「国が認めた」というのは誤りです。
過払い金については、平成18年1月に最高裁判所の判決で、それまで争いのあった貸金業者の利息制限法を超える金利(いわゆるグレーゾーン金利)を受け取ることを違法としたことで争いなく認められるようになりました。
ただ、グレーゾーン金利の利息制限法での再計算や過払い金の存在自体は認めるけれども、計算方法で争いがあったり、返還額を減額するような対応はいまだに多くあります。
平成18年頃よりも前からグレーゾーン金利でキャッシングをしていた場合は、再計算により借金が減ったり過払い金が返ってきます。
ただし、完済してから10年経過していると時効で過払い金を取り戻すことはできません。
過払い金の請求も、国の機関である裁判所によって決着が付いた解決方法なので国が認めた借金救済制度と言えるでしょう。
(ただし、平成18年よりも前からグレーゾーン金利でキャッシングをしていた人だけが対象なので、該当する人は年々減っています)
「国が認めた借金救済制度」や「救済措置」という広告は、弁護士や司法書士に依頼すれば、簡単に「借金がゼロになる」「借金が減額できる」「お金が返ってくる」という誤解を生じさせるような内容になっています。
それを見て問い合わせをすると、本来は債務整理しないでいい人が、債務整理することになったり、本来は自己破産をすべきところ、手続的に簡単で事務所に利益が出る任意整理に誘導されているという問題点が指摘されています。
各種の借金救済制度にもデメリットがありますので紹介します。
まず、共通するデメリットとして個人信用情報に事故情報が登録される(ブラックになる)ことがあげられます。
(ただし、過払い金請求は一定のケースではブラックにはなりません。また、時効援用は手続き前から延滞しているのですでにブラックです)
自己破産特有のデメリットは次のとおりです。
個人再生特有のデメリットは次のとおりです。
任意整理特有のデメリットは次のとおりです。
過払い金請求特有のデメリットは次のとおりです(完済している会社の過払い金請求はデメリットはありません)。
上記のように、借金救済制度(とくに自己破産・個人再生・任意整理という債務整理)を利用するとデメリットとしてブラックリストに載ることが挙げられます。
(正確には、「ブラックリストに載る」ではなく、「信用情報に事故情報が載る」です。)
ブラックリストに載ると一定期間(一生ではない)下記に影響がでます。
ブラックリストに登録されているのは、一生ではありません。
一定期間が経過したら削除されます。
借金救済制度を専門家に依頼すると費用が発生します。
ここでは自己破産・個人再生・任意整理・過払い金請求・時効援用の費用の相場を紹介します。
手続の種類 | 費用の相場 |
---|---|
自己破産 | 20万円~60万円 |
個人再生 | 30万円~60万円 |
任意整理 | 1社5万円 |
過払い金請求 | 1社4万円+成功報酬20% |
時効援用 | 1社5万円 |
あくまでも相場なので上記より高額な設定や低額な設定の事務所も多くあります。
カード会社の利益は受け取る利息です(もちろん他にもありますが)。
当然、会社なので利益を追求していますし、利息はより多く取りたいと考えます。
たとえば、一回払だと利息は取れません。逆にリボ払いなら利息が毎月入ってきます。
なので、会社によっては最初からカードを利用するとリボ払いになる設定になっていたり、リボ払いの設定にしたら特典がもらえたりすることがあります。
また、30万円(18%)の借金の毎月の返済設定額を10,000円にしていると完済まで利息が約10万円受け取れますが、7,000円にしていると完済までに約18万円利息を受け取ることができます。
上記の例だと、15,000円返済に設定すると完済までに支払う利息は60,000円に減らせます。
毎月の返済額を上げるだけで利息がかなり得します。
(返済額って変えれるの?って思うかもしれませんが、各カード会社に連絡すれば設定額を上げることは可能です。ATMで返済ならお金あるときに多く入れればいいだけです)
これは、借金を返済するコツとして当たりまえの話ですが、多重債務で毎月の返済が厳しい方は難しい方法かもしれません。
余裕がある方は、挑戦してみてください。
これができなくて借りて返しての繰り返しなら債務整理を検討する必要があります。
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